新日鉄住金(5401)や神戸製鋼所(5406)、JFEホールディングス(5411)、東京製鉄(5423)など鉄鋼株が下落。前場中ごろの段階におけるTOPIX(東証株価指数)業種別指数で「鉄鋼」は33業種中で下落率2位となっている。 米国の量的金融緩和の縮小が新興諸国の景気に与える悪影響などが警戒され、金融市場にも動揺が広がる中で、鉄鋼業界は中国を中心としたアジアでの過剰生産能力問題の解消に時間がかかるとみられており、積極的な買い手が入りにくくなっている。為替相場が一時1ドル=101円台まで円高方向に振れていることも、日本の鉄鋼メーカーの主納入先である自動車をはじめ、造船や機械、電機など輸出関連企業の採算悪化や国際競争力の低下につながるとして売り材料視する向きがあるようだ。(H.K)