「5日のナスダック指数は1.7%上昇、NYダウは安い」
「米国長期金利低下、再び2.8%を割る」
「商品相場総じて安い、原油価格は8%下落」
「米国市場の半導体関連株、商いが急増」
3連休明けとなる5日の米国株式市場では、ニューヨークダウが下げる一方で、ナスダック総合指数は上昇しました。ニューヨークダウの下落率は0.4%、ナスダック指数の上昇率は1.7%でした。
金利の低下を受けて、ナスダック指数の動きが良くなりました。エネルギー関連株・景気敏感株が下げたことで、ニューヨークダウは一時700ドルを超える下げ幅を見せました。次第に下げ幅を縮小し、終値がほぼ高値、日中足はほぼ右肩上がりでした。
米国10年債利回りは、1日に続いて2.8%割れ場面を見せました。最も低い位置では2.78%までありました。2年債の利回りよりも低くなりました。
政策金利の引き上げが景気に悪影響を与え、10年債利回りの低下を促しています。原油先物価格は8%下げて、5月11日以来の100ドル割れとなりました。
エネルギーだけでなく、様々な商品先物価格が下落しています。大豆、小麦、とうもろこし、オーツ麦、砂糖、コーヒー、綿、木材、金、銀、銅、プラチナなど、軒並み下げています。
需要動向が落ち込み、商品相場全般が急落すると、物価上昇を抑制するための金利引き上げペースも鈍化するとの読みが働きます。金利低下・金融引き締めピッチ鈍化を好感する形で、ナスダック指数の動きが相対的に良くなりました。
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「半導体関連株はセーリングクライマックス局面を迎えた?」とのテーマを意識して、ナスダック市場の主要銘柄の1つである半導体関連株の足元の値動きを確認しましょう。足元で売買高が急増しています。特に1日の急落が目立ちました。「大商いで急落」の場面は、大底が近いとの印象を引き出す可能性があります。
米国株式市場における主要半導体関連株の終値と出来高
TSMC 株価 出来高
6月29日 83.65ドル 7,981,300
6月30日 81.75ドル 14,201,600
7月1日 77.00ドル 19,527,000
7月5日 76.11ドル 20,918,683
ASML 株価 出来高
6月29日 484.62ドル 847,400
6月30日 475.88ドル 866,400
7月1日 449.83ドル 1,567,500
7月5日 432.40ドル 2,777,534
ラムリサーチ
6月29日 427.05ドル 1,175,100
6月30日 426.15ドル 1,066,300
7月1日 394.83ドル 2,949,600
7月5日 388.77ドル 2,609,999
マイクロン
6月29日 56.02ドル 17,351,400
6月30日 55.28ドル 29,572,400
7月1日 53.65ドル 43,663,000
7月5日 56.73ドル 33,739,342
半導体関連株が下落局面から抜け出すとの根拠は乏しい状況ですが、TSMCやASMLの商いが急増している点は記憶しておきたいと思います。6月30日に決算を発表したマイクロンは6-8月期の売上高について72億ドル(3-5月期実績86億ドル)への落ち込み見通しを公表しました。
6-8月期のDRAM市場が3-5月期に対して大幅に縮小するということは、パソコンやスマホの売れ行きが厳しいという事なので、今後、半導体関連企業や電子部品メーカーから業績面においてネガティブな情報が発信される可能性が出てきました。
しかし、上記のようにマイクロンの株価は下げ渋り、5日は反発しています。収益の悪化を想定しながら下げてきた株価が、現実的な収益悪化を受けて、どのような反応をするのか、そこが焦点となります。











