「4日の米国株式市場は休場」
「半導体関連株、新安値が相次ぐ」
昨日4日の米国株式市場は休場でした。
半導体関連株の厳しい動きが続いています。4日の東京株式市場では、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、SCREENHD(7735)など、日本を代表する半導体製造機械メーカーの株価がそろって年初来の安値を更新しています。
半導体のウエハーの製造過程で使われる装置を供給するローツェ(6323)も年初来の安値を更新しています。2月の本決算企業です。7月11日に5月締めの決算発表を控えます。
ローツェは4月の前期決算発表時、2023年2月期の業績計画として、売上高887億円(前期比+32%)、営業利益247億円(同+56%)、1株利益1051円を公表しました。
ローツェの株価は4月14日に13580円の高値を付けた後、株価は下げ続け、昨日は7870円の年初来安値を付けました。
今年度の予想1株利益が1000円を超え、その後も利益水準が落ち込むことなく高い水準が確保されるのであれば、8000円割れの株価は魅力的に映ります。株式投資の基本は、投資した後、どのくらいの期間で投資した金額を回収できるか、にあります。1000円を超える1株利益が毎年コンスタントに回収できる企業ならば、8000円割れの株価水準は魅力的に感じられるはずです。
それでも、株価がなかなか下げ止まらない。理由はいくつかの仮説で説明されます。①1000円を超える年間1株利益の実現は実は難しい、②今年度1000円を稼げたとしても、来年度はもっと利益水準が減るはずで、投資した金額を利益で回収する期間はけっこう長期間になる、③先行きに悪くなる根拠は乏しいけれども、悪くなる可能性は否定できないので自信が持てない――――様々な仮説を組み立てることは可能です。
ローツェは7月11日に2-4月期の第1四半期決算を発表します。今後の業績計画進展に自信が得られるような内容になるのかどうか、注目されます。株価が新安値となっていることに照らすと、市場の視線としては、公表数字に対する警戒感があると思われます。
8日には安川電機(6506)も2-4月期の決算が発表されます。こちらは株価面にまだかなりのPERプレミアムが付いている企業です。世界的な設備投資動向を確認する上で重要な内容となります。
6月30日に米国のDRAMメーカーであるマイクロンが3-5月期決算を発表しました。3-5月期の実績の売上高86億ドルに対して、6-8月期の計画値は72億ドル(±4億ドル)でした。DRAMの市場は6-8月期の縮小が警戒されます。
マイクロンの株価は52週安値51.40ドルに対して、先週末は51.41ドルまで下げました。マイクロンの株価下落が先週金曜日の米国市場における半導体関連株の軒並み安をもたらしています。
半導体(DRAM)の売上高が、足元で落ちてきたという現実を株式市場は消化に入っています。











