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「27日の米国株は下落、ナスダックの下落率0.7%」

「ラッセル2000は上昇」

「ナスダック指数、底打ちの焦点はインフレ動向」

「28日は住宅価格指数の発表を控える」

 

 

 

週明けとなる27日の米国株は下落しました。下落率は、ニューヨークダウが0.2%、ナスダック総合指数が0.7%でした。先週末に大幅高になった反動から、戻り売り、利益確定売りが膨らみました。小型株の値動きを示すラッセル2000は0.3%ほど上昇するなど、上がっている株価指数もあります。大幅高の後にしては、底堅い動きと見られます。

 

 

「米国株は底打ちしたのか」との議論が盛んです。ナスダック総合指数の27日の終値は11524ポイント。取引時間中の安値は6月16日の10565ポイントです。

 

 

今年の米国10年債利回りの最も高い水準は、6月14日の3.48%です。その後、23日に10年債利回りは3%まで低下し、昨日は3.2%程度になりました。ナスダック総合指数と米国金利の動きは、連動性があると見て良いでしょう。

 

 

長期金利がどんどん低下する必要性はありませんが、3.5%を超えてどんどん上昇していく展開にならないことが、米国株の底打ちには大切な要素に見えます。今後、インフレがさらに加速し、FRBが金融引き締めをさらに強化し、金利がさらに上昇するような展開となれば、ナスダック素指数は当然、影響を受けるでしょう。

 

 

だから、「米国株は底打ちしたのか」の議論は、「米国のインフレは落ち着くのか」の議論と等しい面があると考えます。

 

 

今週は、米国時間28日に、重要住宅指数の発表があります。ケースシラーS&P住宅価格指数4月分が発表されます。3月までの動きを以下に示します。

 

 

S&Pケースシラー住宅価格指数(20都市)

                              前年同月比     前月比

1月        +18.9%   +1.3%

2月        +20.2%   +2.4%

3月        +21.1%   +3.0%

 

 

3月まで上昇が加速しています。5月の中古住宅販売状況(米国不動産協会)によると、中古住宅価格の上昇は4月、5月と14%台の高い伸びが続いています。従って、住宅価格は高い伸びが続いていると考えられます。

 

 

住宅価格の高い伸びに対して、既にマーケットが強く意識していると、実際に発表された数字に対して、落ち着いた反応を示すことができます。

 

 

 

 

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