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「23日の米国株は上昇」

「米国の製造業PMIが急低下」

「金利が低下して株価は上昇」

「フェデックス、時間外取引で上昇」

 

 

 

 

23日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが0.6%、ナスダック指数は1.6%でした。

 

 

債券が買われ、金利が低下する動きが続きました。米国10年債利回りは、前日比で0.15%ほど低い約3%まで低下しました。

 

 

ニューヨークダウ採用銘柄における上昇率上位銘柄は、セールスフォース、メルク、ナイキ、P&G、ベライゾンでした。下落率上位は、キャタピラー、シェブロン、ダウ、ボーイング、トラベラーズでした。エネルギー株、景気敏感株などが相対的に弱い展開が続いています。

 

 

23日には、S&Pグローバル社が各国の6月PMIを発表しました。以下に示します。

 

 

S&Pグローバル社発表 6月PMI

 

 

ドイツ

総合      51.3(-2.4)

製造業     52.0(-2.8)

サービス業   52.4(-2.6)

 

ユーロ地域

総合      51.9(-2.9)

製造業     52.0(-2.6)

サービス業   52.8(-3.3)

 

米国

総合      51.2(-2.4)

製造業     52.4(-4.6)

サービス業   51.6(-1.8)

 

 

欧米で6月のPMIが低下しました。特に米国製造業のPMI低下が大幅となりました。来週1日に米国で6月のISM製造業景況指数が発表されます。製造業の景況感が悪化しているとの見方が高まりそうです。

 

 

6月も中国からの出荷状況が改善せず、深刻なサプライチェーン問題が続いていると見られます。

 

 

ただ、PMIの大幅な低下を受けても、23日の米国株はショックを受けることはありませんでした。米国では、悪い経済指標がインフレの進行を抑制し、金融引き締め策の強化を防ぐとの意識が働き、結果として、株価の下落要因にならないとの傾向が見られてきました。

 

 

株価形成上、低金利が好感されるナスダック指数がニューヨークダウよりも相対的に強い動きを見せたことも、そこから説明できます。

 

 

日本のPMIはサービス業の改善が目立ちました。

 

日本の6月PMI

総合     53.2(+0.9)

製造業    52,7(-0.6)

サービス業  54.2(+1.6)

 

 

日本は、人々の移動・消費が活発になり、サービス業のPMIが大幅上昇しました。株式市場における消費関連株、鉄道関連株の人気を説明するデータと言えます。

 

 

 

次に、米国企業の23日発表の決算情報です。レストラン大手のダーデンレストランの今2023年5月期の業績見通しを示します。

 

 

ダーデンレストランの2023年5月期見通し(カッコ内は前期実績)

売上高     102~104億ドル(96億ドル)

既存店売上高       4%~6%成長

新規出店          55~60店

インフレ率           約6%

1株利益    7.4~8.0ドル(7.47ドル)

 

 

インフレ率6%を考慮すると、既存店の4-6%成長は高いとは言えません。今後、1年間の米国民のレストラン需要はさほど強いとは言えないようです。ダーデンレストランの株価は23日に0.4%の上昇率となりました。

 

 

次に、物流大手のフェデックスの決算内容です。取引終了後の発表でした。

 

 

フェデックスの3-5月期

売上高       244億ドル(+8%)

営業利益  22億3000万ドル(+13%)

2023年5月期見通し

1株利益 22.50~24.50ドル(前期は20.61ドル)

 

 

フェデックスの株価は、時間外取引において、日本時間朝7時20分、232.75ドル(+4.62ドル、+2.03%)となっています。

 

 

フェデックスの前期決算において、営業経費の項目を見てみましょう。「Fuel」(燃料費)が3-5月期で17億6000万ドル(前年同期比+88%)、前5月期通期で51億ドル(+77%)となりました。

 

 

 

 

 

 

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