「26日の米国株は大幅高」
「"金融政策への見方"に投資家の自信が深まる」
「1ドルショップ展開企業、決算発表受けて株価急騰」
「百貨店のメイシーズも株価急騰」
「低価格帯商品に支持...、高級商品は強い...」
26日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウは1.6%、ナスダック総合指数は2.6%でした。
前の日の25日に公表されたFOMC議事録を受けて、6月、7月のFOMCにおいて、各0.5%の利上げが実施される見通しとなりました。従来の市場コンセンサスに対する自信が深まりました。金融政策の見方という前提要因に信頼感が高まったことで、投資家は株式投資に前向きになりました。
米国では、2-4月期決算の発表が佳境です。26日には1ドルショップを運営するダラーゼネラル(DG)とダラーツリー(DLTR)がともに決算を発表しました。ともに26日の株価は大幅上昇です。
ダラーゼネラル 222.13ドル(+26.79ドル、+13.71%)
ダラーツリー 162.80ドル(+29.21ドル、+21.87%)
以下に決算内容を記載します・
ダラーゼネラルの2-4月期
売上高 87億ドル(+4%)
原価 60億ドル(+6%)
粗利益 27億ドル(横ばい)
販売管理費 19億ドル(+8%)
営業利益 7.4億ドル(-18%)
1株利益 2.4ドル(-14%)
ダラーツリーの2-4月期
売上高 69億ドル(+6%)
原価 45億ドル(+1%)
粗利益 23億ドル(+19%)
販売管理費 16億ドル(+11%)
営業利益 7.3億ドル(+40%)
1株利益 2.3ドル(+48%)
ダラーゼネラルは原価の上昇、販売管理費の増加を受けて減益決算となりました。しかし、廉価で製品を販売する企業については、もっと厳しい内容が予想されていたため、株価は大幅上昇です。
ダラーツリーについては、原価と販売管理費をしっかりとコントロールして、大幅増益となりました。好決算が驚きを呼び、株価の上昇率は、極めて大きくなりました。
百貨店のメイシーズも決算を発表しました。こちらも26日の株価が大幅高となりました。
メイシーズの26日終値 22.92ドル(+3.71ドル、+19.31%)
メイシーズの2-4月期(第1四半期)
売上高 53億ドル(+13%)
利益 2.8億ドル(2.7倍増)
メイシーズは、今年度通期の予想1株利益を4.53~4.95ドル(従来計画4.13~4.52ドル)に上方修正しました。株価は急騰しましたが、それでも極めて低いPERです。
1ドルショップを展開する企業の株価上昇については「インフレで苦しむ消費者が価格の低い商品を求めており、1ドルショップ企業はその観点から消費者の支持を集めている」と評価されています。
一方、百貨店の株価上昇については「高級品については、物価が上昇しても、高額所得者のニーズが強いため、販売価格に転嫁しやすい」と説明されるケースが多いようです。
先週は、ウォルマートやターゲットの株価が急落して、米国の消費動向への警戒感が高まりました。そして、今週は上記の状況です。株価の動きに対する説明は、後講釈になるケースが多いようです。











