「18日の米国株は小幅安」
「金融株が高い」
「米国エネルギー関連株の大幅上昇目立つ。年初から株価2-3倍増銘柄も目立つ」
「中国の3月小売売上高急減少、ロックダウン響く」
「中国の工業生産高への影響は、3月については限定的」
「中国の電気自動車生産、高水準が続く」
18日の米国株は小幅安となりました。下落率は、ニューヨークダウ、ナスダック総合指数とも0.1%でした。
10年債利回りは、0.03%Pほど高い2.86%台まで上昇しました。債券価格の安値を試す展開が続いています。
米国では、金融株の上昇が目立ちました。ニューヨークダウ採用銘柄では、上昇率トップがゴールドマンサックス、2位のインテルを挟んで、3位がJPモルガン、4位アメリカン・エクスプレスと続きました。
直近の株価動向を見ると、JPモルガンは決算発表後に52週安値を更新していました。従って、金融株の上昇については、「金利上昇」を理由にするよりも、「下げていたので値ごろ感から買いが先行した」との説明が適していると思います。
順張り対象として、人気が続いているのがエネルギー関連株です。米国でLNGの開発などを手掛けている企業の株価大幅上昇が続いています。EQTコーポレーション(EQT)という天然ガス開発会社の株価は、18日に3ドル14セント高の45ドル50セントとなりました。1日で7.4%上昇です。株価は年初の15ドル台に対して3倍近くに達しています。
時価総額375億ドルのハリバートン(HAL)は天然ガス関連のビジネスを広く提供しています。18日の株価は52週高値、年初から約2,5倍の位置にあります。
その他、米国のエネルギー関連企業の株価を見ると、レンジリソース(RRC)が年初から約4倍、デボンエナジー(DVN)が3倍以上になっています。
前にも書きましたが、今後、欧州ではロシア産以外のエネルギー調達を活発化させます。米国が欧州にエネルギーを供給する大きな構図の中で、収益を拡大させるとの観点から米国エネルギー関連株が上昇しています。日本企業では、日揮や千代田化工建設、トーヨーカネツ、明星工業などのLNG関連のビジネスを行っている企業の仕事量が増えてくるのか、注目点となります。
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日本時間で18日午前11時に、3月の中国主要経済指標が発表されました。
3月の中国の小売売上高は前年同月比で3.5%の減少となりました。モノの売上高が2.1%減少したほか、外食店が16.4%の大幅減少となって、全体を押し下げました。
3月の小売売上高には、ロックダウンの影響が強く反映されています。家で過ごすために必要となる食品と飲料の売上高がともに前年同月比で12%台の増加率となりました。
一方で、衣料品は12.7%減少、金銀宝石は17.9%減少、化粧品6.3%減少、家具8.8%減少、自動車7.7%の減少となりました。中国のロックダウン地域の広がりを考慮すると、4月以降も消費は厳しい状況が警戒されます。
一方、3月の工業生産高は前年同月比で5.0%の増加となりました。Ⅰ-2月累計の7.5%増加と比べれば、勢いは鈍っていますが、前年同月を上回っています。工場の稼働率が3月については、目立って落ちてはいないことになります。
ロボットの台数が前年同月比で16.6%増加しました。一方で、自動車生産は238万7000台で、前年同月比4.9%の減少となりました。
自動車生産全体は落ちましたが、EVを主とする新エネルギー車の生産台数は51万8000台(前年同月比2.2倍増)と高い伸びが続いています。少なくとも3月については、中国における電気自動車生産は活発な状況です。このあたりが今週21日木曜日に発表される日本電産の決算内容で確認することができるか、注目点となります。











