「7日はニューヨークダウ、ナスダック指数とも小幅高」
「金融引き締めに対して神経質な展開続く」
「セブン&アイHD、海外コンビニと国内コンビニの新年度営業利益はほぼ同水準に」
7日の米国株は小幅高となりました。ニューヨークダウの上昇率は0.2%、ナスダック総合指数は0.06%でした。
ナスダック総合指数は5日、6日と2日続けて2.2%の下落率を記録していました。7日は値ごろ感から買いが優勢になったと考えられます。ただ、一時は200Pほど下げる場面もあり、不安定な動きです。
5月のFOMCにおける金融引き締め強化を意識した展開が続きます。0.5%の利上げに続き、早期の金融量的引き締めをも織り込む必要性が生じています。マーケットの耐性を見ながら、FRBは次々と金融引き締めの前倒し政策を投げかけます。
米国時間4月7日にFRBの6日現在のバランスシート(総資産)が発表されました。8兆9000億ドルでした。コロナ前の4兆3000億ドルに対して、2倍強の水準です。
6日に公開された3月のFOMC議事要旨では、多くのメンバーが月間上限950億ドル(米国債600億ドル、住宅ローン担保証券350億ドル)の総資産圧縮を考えていることが明らかになりました。
月間950億ドルは年間では950億ドル×12か月で1兆1400億ドルになります。
仮にコロナ前の総資産までの圧縮を目標とした場合、FRBの総資産圧縮額は累計で4兆6000億ドルほど必要になります。年間1兆1400億ドルの削減では、目標に到達するまで4年かかります。すぐにという訳ではないのでしょうが、今後、月間950億円規模の削減ペースについても、上乗せの議論をしてマーケットを試す動きが見られるのでしょう。
マーケットが強くなると、FRBは金融引き締め強化策を出して、株価の上昇を抑制する、そんなパターンに入ってきたように見えます。賃金が上がっているのだから、株価は上がらなくても、経済は悪くならないと見ている。むしろ、株価上昇の抑制が物価上昇抑制には必要と見ているのかもしれません。
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セブン&アイHD(3382)が7日発表した、2022年2月期の営業利益は、5.8%増加の3876億円となりました。会社側計画の4000億円を下回りました。
2023年2月期の営業利益は、10.9%増益の4300億円を計画しています。セグメント別の営業利益の予想値を以下に記載します。
国内コンビニ事業 2300億円(+3.1%)
海外コンビニ事業 2140億円(+33.9%)
コロナ前の2020年2月期の営業利益は、国内コンビニ事業が2552億円、海外コンビニ事業が1033億円でした。今年度の予想値を見ると、国内コンビニ事業が増えない一方で、M&A効果によって海外コンビニ事業が約2倍になっています。
今年度の売上高については、国内コンビニが2%減収の8550億円、海外コンビニは28%増加の6兆6500億円が計画されています。売上高では、海外コンビニ事業と国内コンビニ事業が、まさに桁が違います。
海外コンビニ事業では、ガソリンの売上高が全体を押し上げています。前2022年2月期においては、ガソリン事業の売上高は346億ドルで、営業総収入466億ドルの約4分の3を占めています。
同社の開示資料には、ガソリンの販売量と売上金額が開示されています。米国法人の21年12月期におけるガソリン販売量は113億ガロン、金額は346億ドルでした。1ガロン当たりの売上高は3.04ドルとなります。
1ガロン当たりの売上高は19年12月期に2.62ドル、20年12月期は2.20ドルでした。
セブン&アイHDは、新年度に5107億円(+16.2%)の設備投資を計画します。国内コンビニ事業に1029億円(+3.1%)、海外コンビニ事業に2192億円(+22.8%)を投じます。投資も海外コンビニが中心になります。











