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「29日の米国株は上昇」

「停戦交渉の進展を好感」

「ドイツ株上昇、自動車関連株が大幅高」

「原油、穀物価格が安い」

「米国住宅価格の上昇が続く」

「米国消費者心理、現状高く、先行き警戒」

 

 

 

29日の米国株は上昇しました。ロシアのウクライナ侵攻における停戦交渉の進展を期待する観点から買いが先行しました。上昇率は、ニューヨークダウが0.9%、ナスダック総合指数が1.8%でした。幅広く小型株も買われ、ラッセル2000の上昇率は2.6%となりました。

 

 

停戦交渉の進展期待は、ヨーロッパの株価をより押し上げました。ドイツのDAX指数の上昇率は2.7%となりました。ドイツでは、自動車関連株の上昇が目立ちました。フォルクスワーゲンの株価は4.8%上昇、BMWは3.6%、ポルシェは6%上昇です。自動車部品会社のコンティネンタルは9%も上昇しました。

 

 

今年に入ってからの安値に対する主要国の株価の位置を以下に記載します。

 

 

               29日終値(今年安値に対する上昇率)

NYダウ                35294ドル(+9.3%)

ナスダック総合指数           14619P (+16.4%)

ドイツDAX指数             14820P (+19.1%)

日経平均                28252円(+14.4%)

TOPIX                    1991P(+13.4%)

 

 

 

ドイツ株の上昇が目立ちます。これは、安値からの上昇率なので、ウクライナ戦争を受けてドイツ株の下落率が大きくなり、下げが大きかったので、戻り率も大きくなりました。DAX指数の年初の高値は16285Pです。その高値と比べると、9%ほど下の位置です。一方で、日経平均は高値に対して3.8%ほど下の位置です。ドイツ株の年初からの下落率が大きく、その反動で足元の戻り率も大きくなっています。

 

 

前述のコンティネンタルの株価は29日、72ユーロ(前日比+5.97ユーロ)となりました。3月安値に対して22%も上昇していますが、昨年6月高値の約117ユーロに対しては、約6割の水準にとどまっています。

 

 

停戦期待を映して、商品相場は下げました。原油先物価格は一時、98ドル台まで下げました。その後は、下げ渋り、105円台です。パラディウム、天然ガス、小麦、大豆は下げました。

 

 

29日には、1月の住宅価格に関する代表的指数が発表されました。S&Pケースシラー指数(20都市)は、前年同月比+19.09%、前月比+1.41%となりました。また、FHFA(連邦住宅金融局)住宅価格指数は、前年同月比+18.2%、前月比+1.6%となりました。住宅価格は引き続き高い伸びです、

 

 

コンファレンスボードが29日発表した、3月の消費者信頼感指数は、107.2と前月に対して1.5P上昇しました。現状指数が10P上昇して153Pとなる一方で、期待指数は4.2P低下して76.6となりました。現状のセンチメントが強い一方で、先行きについては、ウクライナ戦争の影響、インフレの動向が警戒されています。

 

 

 

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