お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら






「25日の米国株は小動き」
「米国10年債金利、2.5%台に上昇」「5月FOMC、0.5%利上げの織り込み進む」「今週金曜日、3月ISM製造業景況指数、3月雇用統計発表へ」先週末25日の米国株は、小幅な値動きとなりました。ニューヨークダウの終値は前日比0.4%の上昇となりました。一方で、ナスダック総合指数は、前日比で0.1%の下落となりました。債券は売られました。米国10年債利回りは、一時2.5%に乗せました。前の日と比べると、約0.15%Pの大幅な上昇です。FRB高官から、米国時間5月3日~4日の次期FOMCにおいて「0.5%の利上げを実施する」との可能性を示すコメントが目立っています。マーケットは5月FOMCにおける0.5%利上げを急速に織り込んできています。25日の米国2年債の利回りは2.3%、5年債の利回りは2.56%です。10年債よりも償還期間の短い米国債の利回り急上昇は、今年の金融引き締め姿勢のピッチの速さを示しています。3月FOMCにおけるメンバー16人の今年末政策金利の予想値を以下に示します。便宜的に、1回の利上げ幅を0.25%として利上げ回数で示します。2022年の利上げ回数(FOMCメンバー16人)5回     1人6回     3人7回     5人8回     2人9回     3人10回    1人12回    1人最も多くのメンバーが予想している利上げ回数は「7回」なので、3月を含めて、今後毎回の会合で利上げが実施されるのが、FOMCのコンセンサスと受け止められています。しかし、8回以上の利上げを実施すると考えているメンバーは、上記のように7人もいます。今後、1回あたり0.5%以上の利上げが実施される会合があるからこそ、この金利水準が予想される訳です。取り敢えず、FRBは、次回のFOMCにおける0.5%利上げをマーケットに浸透させるような動きを意識し、実際にマーケットはそれを織り込みつつあり、金利上昇が続いています。今週末には、米国で3月のISM製造業景況指数、3月の雇用統計が発表されます。これからの米国経済指標は、「強ければ強いほど株式市場にとっては良い」の展開と考えます。「米国経済に弱い指標が出たので金融引き締めはマイルドになる」との考え方は当面、しない方が良いでしょう。経済が強くても弱くても、当面は物価抑制のために利上げに拍車が掛かる展開は避けられないと考えた方が無難でしょう。従って、今後の米国株がさらに上がるためには「金融引き締めが加速しているけれども、景気や企業業績は強いので、株式投資には魅力が残る」展開に頼らざるを得ません。「経済が悪くなったので、金融政策が緩和的になって株価を支える」との展開は難しい状況です。その観点で、3月の経済データへの関心が高まる時期となります。



お知らせ

お知らせ一覧