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「3日の米国株は下落」

「ドイツの主要株価指数は年初来安値」

「原油価格116ドルの後、108ドル」

「小麦は急騰が続く」

「ブラジル株、取引時間中に年初来高値」

「食糧・資源生産に強い新興国の株価堅調」

「米国の消費関連企業、減収見通しでも株価急騰」

 

 

 

 

3日の米国株は下げました。下落率は、ニューヨークダウが0.2%、ナスダック総合指数は1.5%でした。10年債利回りは1.83%-1.89%の動きで、前日比で±0.03%のレンジの動きでした。

 

 

商品相場では、原油価格が高値116ドル台を付けた後、マイナスに転じて、108ドル台で引けました。小麦は連日の大幅高です。小麦の価格は25日の8.8ドル台に対して、4日間で11.5ドル台まで上昇しています。商品相場の動きを見ると、停戦に対する期待は大きくはないように見えます。

 

 

欧州株は弱い動きです。ドイツのDAX指数は、2.1%の下落率となりました。3日の終値13698Pは、年初来安値です。フランスの主要株価指数も年初来安値です。ロシア経済の悪化の影響を強く受ける欧州株の下げが目立っています。

 

 

一方で、ブラジルの主要株価指数は、3日の終値は小幅安だったものの、取引時間中には今年の高値を更新しています。ロシアのウクライナ侵攻の後に、侵攻前の高値を更新しています。

 

 

ブラジルは大豆生産で米国と世界トップを争う国です。また、とうもろこしでは世界3位の生産国です。ロシアとウクライナからの穀物の輸出が減少する状況を踏まえ、ブラジルの存在感が強まるとの見方が、ブラジル株式市場に反映されているようです。

 

 

南アフリカやベトナムの株価指数も、世界の中では、比較的強い株価の動きを示しています。資源や食糧生産の特性が、各国の株価動向の強弱に反映されているようです。

 

 

米国の消費関連株では、決算発表後に上昇する銘柄が見られました。家電量販店のベストバイが、3日に1月締めの第4四半期決算発を発表し、株価は9%上昇しました。2022年1月期年間の売上高の実績は517億ドルでした。2023年1月期の年間売上高の見通しとして、493億ドルー508億ドルを計画しています。

 

 

前期と比べると、減収の見通しです。前期は、政府の景気刺激策によって、売上高が盛り上がりました。しかし、その効果剥落が今年度は避けられず、減収の見通しです。

 

 

ベストバイは3年後の2025年1月期は535億ドルー565億ドルの売上高への回復を示しました。3年後には前期を上回るけれども、今年度は減収見通し。株価の反応は9%高となりました。今年度に、景気刺激効果が無くなって減収になる見通しを示した企業の株価が大幅高となりました。


投資家の消費関連企業の先行きに対する期待値が下がっていて、減収見通しでも株価が大きく上げた事実には注目すべきでしょう。投資家は米国企業の業績動向に対して、既に十分に警戒しているのかもしれません。

 

 

米国のスーパーマーケットチェーンのクローガーも、3日に1月締めの第4四半期決算を発表しました。新年度である2023年1月期の年間売上高について、「燃料部門を除いて2-3%増収」の見通しを公表しました。

 

 

クローガーの3日の株価は11%も上昇しました。新年度減収見通しのベストバイ、2-3%増収見通しのクローガーがともに大幅高となった事実は重要でしょう。米国企業の業績面への期待値が下がっているからこそ、このような現象面につながっているのだと考えます。

 

 

 

 

 

 

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