「米国株は上昇、ナスダック総合指数2%高」
「半導体関連株が高い」
「ルネサスエレクトロニクス、1-3月期収益が高水準」
「SUMCOの1-3月期も大幅増」
9日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが0.8%、ナスダック総合指数は2%でした。
米国時間10日に1月の消費者物価指数の発表を控えています。世界中で「1月の消費者物価指数は前年同月比で7.3%ほど上昇しそうだ。12月の7.0%上昇を上回りそうだ」との声が広がっています。高い伸びが発表されることを十分に意識しつつ、株価が上がっています。
企業決算の内容を踏まえ、物価上昇や金利上昇を考慮したうえで、買うべき株を買うべき水準で買っていると受け止めます。
9日の米国市場では、半導体関連株の上昇が目立ちました。エヌヴィディアが6%高、マイクロン4%高、AMD3%高、クアルコム3%高です。半導体製造装置メーカーでは、ラムリサーチ5%高、ASML4%高、アプライドマテリアル3%高です。
日本の半導体関連株では、ルネサスエレクトロニクス(6723)が9日、2021年12月期本決算を発表しました。株価は、米国の店頭市場で上昇しています。
ルネサスエレクトロニクスの売上高推移(単位 億円)
1-3月 4-6月 7-9月 10-12月
2037 2179 2584 3144
10-12月期の売上高は前年同期比64%増加、7-9月期比では21%の増加となりました。
これを自動車向けと産業・インフラ向けに分けてみます。
1-3月 4-6月 7-9月 10-12月
自動車向け 1032 1061 1213 1316
産業・インフラ向け 966 1069 1326 1794
特に産業・インフラ向け出荷の拡大に拍車が掛かっています。
ルネサスエレクトロニクスは1-3月期の売上高予想を3360億円と公表しました。10-12月期との比較で6.8%増加、前年同期比では65%の増加です。
1-3月期の営業利益率34.5%と公表しました。営業利益率から計算すると、営業利益は約1160億円となります。こちらは、10-12月期比17%増加、前年同月比では2.2倍増となります。
ルネサスエレクトロニクスの前12月期年間の営業利益は1836億円でした。それが今期は最初の3か月だけで1160億円の計画です。半導体の販売価格の上昇が利益面を押し上げていることがわかります。
半導体ウエハーメーカーのSUMCO(3436)も9日、12月本決算を発表しました。SUMCOは今年1-3月期の営業利益を210億円(10-12月期比40%増、前年同月比2.2倍増)を計画しています。ルネサスエレクトロニクスとSUMCOの決算から、1-3月期の半導体出荷の増加度合いがわかります。











