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藤倉ゴム工業(5121)が急落している。朝方は買い先行で始まり、前日に24年ぶりに更新した上場来高値を大きく上回って寄り付いたものの、最近の急騰による高値警戒感から買い一巡後は利益確定売りに押されて一気に下げ幅を広げる展開になった。
 マグネシウムを電極に使う新型の電池を東京工業大学の矢部孝教授らの研究チームと共同で開発したなどと昨年12月22日に報じえられたことを受け、年末年始の休日を挟み前日まで6営業日連続で値幅制限いっぱいのストップ高で取引を終えており、「さすがに短期過熱感が強まっていた」(市場筋)。このマグネシウム電池は理論上、リチウムイオン電池の約7倍の電力を取り出すことができるといい、研究チームはこの電池を動力とする車の走行実験にも成功している。将来性への期待は大きいが、昨日まで6営業日では440円から1320円へと3倍に急騰し、1990年に付けた上場来高値も一気に更新してきたため、この日は当面の利益を確定するための売り注文が増加した。もっとも、下値ではカラ売りの買い戻しも入っているもようで、下支え要因になっている面もあるようだ。同社株の動きに刺激を受け動意付いている古河電池(6937)は続伸している。(H.K)

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