「ナスダック総合指数が大幅下落」
「フェイスブック(メタ)、26%の急落」
「グロース株全般が下げる」
「しかし、時間外取引でアマゾン株が急騰」
「時間外取引では、グロース株反発」
「ナスダック100先物、アジア時間で上がるか?」
「ISM1月サービス業PMIが低下」
「花王、原材料価格上昇が響く」
3日の米国株は下げました。下落率は、ニューヨークダウが1.4%、ナスダック総合指数が3.7%となりました。決算内容を受けて、フェイスブック(メタ)の株価が26%も下落しました。フェイスブックの急落が他のグロース株にも悪影響を与え、ナスダック総合指数の下落率が大きくなりました。アマゾンが7.8%安、ネットフリックスも5.5%安、グーグル(アルファベット)も3.6%安です。
しかし、3日の取引終了後に決算を発表したアマゾンの株価は、時間外取引において、16%も上昇しています。(日本時間4日朝7時)。3日に大幅安となった米国大型グロース株は、アマゾンの時間外取引での株価急騰を受けて、時間外取引で上昇する株が目立っています。
昨日の東京株式市場では、フェイスブックの2日時間外取引での22%安を受けて、ナスダック100先物が大きく下げたことを受けて、軟調な展開となりました。本日は、3日のナスダック指数の大幅安を現実的な悪材料として受け止めることになります。そして、今度は「アマゾン株の急騰が、4日のナスダック市場にどんな影響を与えるか」を測るため、ナスダック100先物の動きを見極めることになります。
欧州ではイングランド銀行が利上げ、ECB理事会でも、先行きの引き締めを意識させる内容になりました。欧州株の下落、米国でのグロース株下落の一因になりました。
ISMは3日、1月の非製造業を対象として景況調査の結果を発表しました。以下に示します。
サービス業PMI 59.9(-2.4)
活動・生産 59.9(-8.4)
新規受注 61.7(-0.4)
供給配達 65.7(+1.8)
雇用 52.3(-2.4)
新規輸出受注 45.9(-15.6)
新規輸出受注の急低下が目立ちます。コロナウイルス感染者増加の影響が反映されるとともに、中国向け輸出の鈍化懸念も考慮したいデータです。
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花王(4452)が3日、2022年12月期の決算を発表しました。年間の売上高は2.7%増加の1兆4187億円、営業利益は18.3%減少の1435億円となりました。増収を確保しましたが、営業利益は2ケタの減益となりました。
減損損失の計上もありますが、原燃料費の上昇が利益面を圧迫しています。売上高の増加率は、上記のように2.7%です。一方で、売上原価は8455億円と前の期比で6.8%増加しています。売上高の増加を原価の増加が大きく上回り、粗利益は5731億円と、前の期の5906億円に届きませんでした。原価が7%近く上昇すると、売上高の3%未満の増加では吸収しきれません。原材料高に苦しむ消費財供給企業の決算を象徴する内容となりました。
2021年12月期のコンシューマープロダクツ事業における地域別の売上高状況を、興味深く感じました。以下に示します。(カッコ内は実質ベースの伸び率)
日本 7681億円(-5.3%)
アジア 2147億円(+0.3%)
米州 962億円(+10.8%)
アジア 646億円(+5.9%)
日本が5%以上の減収となる一方で、米州は10%を超える増収となっています。コロナ関連の特殊事情が地域によって影響を与えている面はあるのでしょうが、消費者向けの価格が上がりやすい地域ほど、売上高が増えているという傾向がわかります。消費者物価指数の上昇率が7%に達している米国では、原材料価格を販売価格に反映させやすく、売上高も増える。一方で、基本的な消費需要の弱い日本では販売価格が上がりにくい、それが花王の地域別売上高の特徴につながっていると考えています。
会社側では、2022年12月期の業績見通しについて、売上高1兆4900億円(前期比+5%)、営業利益1600億円(+11.5%)を計画しています。原材料価格の高騰が続く中で、高付加価値製品へのシフトや値上げによって増益を目指すとしています。











