「FOMC、3月利上げを示唆」
「"バランスシート縮小に関する原則"を発表」
「利上げ後にバランスシート縮小」
「償還債券の再投資を減らす」
「今後のバランスシート"大幅に"削減」
「FOMCの内容、株価は嫌気」
「FOMC後、債券利回りは上昇」
米国時間26日に発表されたFOMCの声明文には、次のような文章が追加されました。
「the Committee expects it will soon be appropriate to raise the target range for the federal funds rate.」
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「委員会は、FFレートの目標水準をすぐに引き上げることが適切だと考えている」
次回、3月のFOMCにおいて、利上げが実施されることが明快になりました。
パウエル議長もその後の記者会見で3月からの継続的な利上げを示唆したとのことです。
また、FOMCでは今回、「Principles for Reducing the Size of the Federal Reserve's Balance Sheet」も同時に発表しました。「FRBのバランスシート縮小に関する原則」です。その中には次のような記載があります。
「委員会は、FRBのバランスシート縮小が、FFレートの目標レンジを引き上げるプロセスの開始後に始まることを期待している。」
「委員会は、主にシステム公開市場口座(SOMA)で保有する証券から受け取る元本の再投資額を調整することによって、予測可能な方法で連邦準備制度の保有証券を長期的に削減する意向である。」
バランスシートの縮小は、3月の利上げ後に行われる。償還された債券の元本の再投資額を減らすことによってバランスシートを縮小する。ある程度、市場を意識する内容になったと考えられます。
ただ、この文章からは「3月の利上げ後のバランスシート縮小」は6月に開始されても、不思議ではないこととも受け止められます。バランスシートの縮小時期の前倒しをマーケットはさらに消化する必要性が出てきます。
また、今回の「FRBのバランスシート縮小に関する原則」の冒頭には、次のような文章が書かれています。
「The Federal Open Market Committee agreed that it is appropriate at this time to provide information regarding its planned approach for significantly reducing the size of the Federal Reserve's balance sheet. All participants agreed on the following elements」
「significantly」という単語があります。「大幅に」と訳されます。今後、FRBは現状の総資産を大幅に圧縮する姿勢を明確にしました。「大幅な減少」は世の中に供給されている資金の規模が大幅に減少することをイメージさせます。その大前提を基に株式投資を考えなければいけない事実が再認識されました。
26日のニューヨークダウは、午前中に500ドル以上上昇する場面がありましたが、終値はマイナスとなりました。ナスダック総合指数も460ポイントほど上げる場面もありましたが、終値は、前日とほぼ変わらない水準となりました。
米国10年債利回りは、FOMCの声明文公表後に上昇し、前日比で0.07%Pほど高い1.85%台まで上昇しました。FOMCの結果を受けて、株価は軟調になり、金利は上昇しました。FOMCの内容に対するマーケットの反応は「当面の金融引き締め路線は織り込み済みで材料出尽くし」とは、表現できない状況となりました。











