「NYダウ、一時1115ドル安、終値は99ドル高」
「ナスダック総合指数、674P安後、終値はプラス」
「ネットフリックス、高値から2カ月余りでほぼ半値に」
「テスラの売買代金、ざっと5兆円」
「ドイツのサービス業PMIが上昇」
「米国のPMIは急低下」
24日の米国株式市場は大きく下げた後、戻りに転じ、最終的には前週末比でプラスとなりました。
ニューヨークダウは一時1115ドル下落しました。ウクライナ情勢への警戒感から米国株は下落しました。エネルギー供給面でロシアとのつながりが強いドイツのDAX指数は3.8%の下落となりました。
しかし、ニューヨークダウは正午頃に安値を付けた後、下げ幅を縮小し、終値では99ドル高となりました。最終的にプラスになったということは、ウクライナ情勢について、現段階では世界経済に大きな影響は与えることにはならないとの見方の方が優勢だったとの受け止め方もできます。
ウクライナ情勢はリスクオフの取引を促し、株式を売却する動機付けになったけれども、株価水準が下がったところで買いが優勢になり、株価は反発。景況面への影響が深刻になる可能性があるのならば、もっと売り物がしつこく出たはずです。もっとも、これは現段階の考え方であり、ウクライナ情勢がエネルギー価格やヨーロッパ経済に大きな影響を与えないと決めつけない方が良いでしょう。
ナスダック総合指数も同様な動きとなりました。一時674ポイント下げた後、値を戻し、終値は86ポイント高となりました。
グロース株における下げの中心銘柄だったネットフリックスの株価を見てみましょう。先週木曜日引け後の決算内容を嫌気して、21日金曜日は110ドル安の397ドルとなりました。昨日24日は46ドル安の351ドルまで下げた後、終値は10ドル安の387ドルとなりました。
ネットフリックスの高値は11月17日の700ドルです。高値からほぼ半分の株価になって、そこから1割上げたというのが、昨日の株価です。
ネットフリックスの時価総額は、昨日の段階で1714億ドルです。日本円換算ならば、40兆円近くあった時価総額が2か月余りで20兆円割れになってしまったことになります。ネットフリックスのコロナ前に当たる2020年2月上旬の株価は約360ドルでした。在宅需要の増加等で膨れ上がった部分が全てなくなってしまった水準まで株価は下げました。
グロース株、高流動性株の代表と言えばテスラです。テスラの株価は、昨日、10%近く下げて851ドルの安値を付けました。終値は930ドルで、1.3%の下落率でした。テスラの売買高は約5000万株です。中心値900ドルで5000万株の商いならば、売買代金は約450億ドル。売買代金では、ざっと5兆円です。
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24日はマークイット社から1月調査の各国のPMI速報値が発表されました。感染者増加で先行したドイツのサービス業の改善が目立ちました。(カッコ内は前月比)
各国のPMI
ドイツ
総合 54.3(+4.4)
サービス業 52.2(+3.5)
製造業 60.5(+3.1)
ユーロ地域
総合 52.4(-0.9)
サービス業 51.2(-1.9)
製造業 59.0(+1.0)
米国
総合 50.8(-6.2)
サービス業 50.9(-6.7)
製造業 55.0(-2.7)
日本
総合 48.8(-3.7)
サービス業 46.6(-5.5)
製造業 54.6(+0.3)
オーストラリア
総合 45.3(-9.6)
サービス業 45.0(-10.1)
製造業 55.3(-2.4)
各国のサービス業PMIは、オミクロン型の蔓延を受けて急低下しています。その中で、ドイツのサービス業の上昇が目立ちます。ウクライナ情勢が大事にならないとの前提が必要になりますが、ドイツ経済の改善を考慮した投資には合理的な面があります。











