武田薬品工業(4502)が売られている。糖尿病治療薬として開発を進めてきた「TAK-875」(一般名・ファシグリファム)について、肝臓における安全性の懸念から自主的に開発を中止すると発表。これを嫌気した売り注文が増加している。 第3相の臨床試験(治験)を実施してきており、このデータについて安全性を検証する専門家委員会と連携して検討した結果、投与により肝機能障害を引き起こす可能性があり、患者の利益が潜在するリスクを上回ることはないという結論に達したという。2014年3月期の業績予想に変更はない。株価が直近の高値圏である5000円超の水準に上昇してきていたこともあって国内外からの処分売りが増えているようだ。(H.K)