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「27日の米国株は上昇」

「ホリデー商戦の好調を好感」

「アパレル、宝飾品の売り上げ好調」

「高級ブランドの株価堅調→フランス株価指数は年初来高値近辺に」
「原油価格が大幅上昇」

 

 

27日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが約1%、ナスダック総合指数は約1.4%でした。S&P500種指数も約1.4%上昇して、終値に続いて、取引時間中の高値も更新しました。

 

 

原油価格は約2.7%上昇しました。76ドルに近づいています。約1か月ぶりの高値です。12月2日の安値62ドル台に対して、21%上昇しています。

 

 

クリスマス休暇明けに、待機していた資金が株式市場に向かっていると見られます。

 

 

マスターカードは26日日曜日に、11月1日~12月24日の期間における小売売上高(自動車除く)を発表しました。好調な消費状況を示す結果となり、27日の米国株高につながったと見られています。以下に内容を記載します。

 

 

マスターカード発表の年末商戦における小売売上高の伸び率(自動車除く)

 

          2020年比     2019年比

全体        +8.5%      +10.7%

店舗        +8.1%       +2.4%

通信販売     +11.0%      +61.4%

 

 

全体で8.5%の伸びとなりました。コロナ前の2019年との比較では、10.7%伸びています。通信販売(電子商取引)は11%の伸びとなりました。コロナ前の2019年との比較では、61%もの伸びとなりました。通信販売の高い伸びが継続したことに加え、店舗のリアルな買い物も増加したことが、2021年のホリデー商戦の特徴になります。

 

 

業態別の売上高の伸びも見てみましょう。

 

 

           2020年比    2019年比

アパレル       +47.3%    +29.0%

デパート       +21.2%    +11.0%

家電量販店      +16.2%    +19.8%

宝飾店        +32.0%    +26.2%

 

 

アパレルの伸びが目立ちます。家電量販店よりもアパレルの伸びが高くなっています。アパレルの高い伸びは、今年のホリデー商戦において、家で楽しむ消費に加えて、外出に備えた消費が盛り上がったことを示します。足元では、オミクロン型の感染者増加が移動・外出を妨げていますが、米国人は、先行きの外出消費に対して積極的な姿勢を示しています。

 

 

宝飾品の高い伸びも注目点です。株高で潤う富裕層は、ここまで外出消費・体験消費を抑えてきたので、高額品を購入する余裕が大きいようです。

 

 

高級ブランド企業の株価は高い水準にあります。以下に示します。(カッコ内は52週高値、安値)

 

 

LVMH        726.30ユーロ(741.60、489.05)

エルメス         1538ユーロ(1678、839.40)

ロレアル       418.15ユーロ(433.65、290.10)

クリスチャンディオール 711.5ユーロ(731.5、427.6)

ケリング        699.0ユーロ(798、513.3)

 

 

いずれもパリ市場における株価です。52週高値に近い水準に位置しています。

 

 

高級ブランド企業はパリ市場の上場株が多いので、パリ市場の代表的な株価指数「CAC40」の27日終値を見ると、7140ポイントでした。11月17日に付けた終値の高値は7156ポイントです。フランス主要企業の株価が、米国株並みに強い株価動向を示していることがわかります。フランス株の好調は、高級ブランド企業の株価の強さも一因になっています。

 

 

 

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