「8日の米国株は小高い」
「ナスダックの上昇目立つ」
「金利上昇、原油高」
「米国で10月の求人増、しかし、採用は減」
「配膳ロボット...、自動発注システム...」
8日の米国株は小幅高となりました。上昇率は、ニューヨークダウが0.1%、ナスダック総合指数が0.6%でした。
前の日の7日に、ニューヨークダウは「オミクロン前」の11月24日の価格をほぼ回復しました。ナスダック総合指数の8日取引時間中における高値は15792Pでした。ナスダック総合指数の24日の終値は15845Pです。ニューヨークダウに続き、ナスダック総合指数もオミクロン前の水準に近づいています。
10年債利回りは、約0.03%Pほど上昇して、1.51%となりました。最も高いところでは、1.537%まで上昇しました。こちらも11月24日の水準を見ると、約1.645%でした。10年債利回りは、まだ「オミクロン前」には距離があります。
8日の原油先物相場は、約73ドルまで上昇しました。11月25日は78ドル。まだ距離があります。
「オミクロン前」の水準まで戻るのかどうか、様々な価格を見る動きになっています。昨日の日経平均の終値は28860円です。「オミクロン前の」25日の終値は29499円です。
もっとも、市場では、オミクロンよりも、来週のFOMCにおける金融政策の内容に関心が集まりそうです。供給制限や労働者の採用状況など、物価に影響を与える要素を重視する動きが続きます。
8日には、米国労働省から10月のJOLT(米求人件数)調査が発表されました。
10月の求人件数、採用件数を以下に記します。(単位、万人、前月比)
求人件数 採用件数
総合 1103(+43) 646(-8)
建設 41(+5) 37(+1)
製造業 100(+6) 49(+1)
小売 105(-1) 86(-2)
輸送・倉庫 61(-1) 28(-2)
金融 44(+1) 20(-9)
ヘルスケア・社会支援 182(+1) 124(+1)
レジャー・観光 178(+25) 124(+0.5)
全体の求人が増加する一方で、採用件数は減少しています。レジャー・観光業などでは、求人が前月よりも25万人も増加していますが、実際の採用は進んでいません。
労働者不足を確認するデータです。労働者が足りないと、賃金を引き上げて採用に力を入れることになります。賃金の引き上げは消費面のプラス要因ですが、同時に国民が物価上昇を許容する要因となります。
人が採用できないことを認識した企業は、業務の自動化、省力化に資金を投入することになるでしょう。案内ロボットや配膳ロボット、自動発注システムなどの需要が増加することはほぼ確実と考えられます。そのあたりは、株式投資でも重要なテーマとなります。











