「7日の米国株は上昇」
「NYダウは"オミクロン前"の株価水準に戻す」
「ZEW12月景況調査、インフレ率低下」
「原油先物価格急落でインフレ見通し急変か?」
7日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが1.4%、ナスダック総合指数が3.0%です。特にナスダック総合指数の上昇率が高くなりました。MAGFAT(マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾン、テスラ)が全て上昇しました。
6日に続き、「オミクロン型」の重症化比率が低くなり、経済への影響は限定的との見地から、買いが先行しました。ニューヨークダウの7日の取引時間中の高値は35819ドルでした。オミクロン型を受けて株価が急落した11月26日の直前営業日の終値は24日の35804ドルでした。オミクロンで急落する前の価格を一時回復したことになります。マーケットは、約10日間を経て、「オミクロンが世界経済に与える影響は限定的」との考え方を抱き始めています。
ドイツの調査機関ZEWは7日、12月の景況調査を発表しました。これは、11月29日~12月6日にアナリスト174人を対象に実施したアンケート調査です。
コロナウイルス感染者の増加を受けて、ドイツの現状の景気指数は「−7.4」(前月比-19.9)となりました。ドイツ経済が悪いと答えた人の割合が24.7%(前月比+14.3%P)と増加しました。現状のドイツ経済は悪くなっています。
ドイツ経済の先行き指数は「+29.9」(前月比-1.8%P)となりました。先行き指数も低下しましたが、6カ月後は回復するとの方向性は堅いようです。
注目されるのは、「インフレ率」に対する調査結果です。以下に記載します。(単位、%)
上昇 不変 低下 指数(前月比)
ドイツ 19.5 23.6 56.9 -37.4(-17.6)
米国 17.3 32.4 50.3 -33.0(-22.4)
ドイツと米国のインフレ率について「低下」の見方が急増しています。アンケート期間は11月29日~12月6日です。オミクロンショックを受けて、原油先物価格が78ドル→62ドルに急落した時期でした。原油価格の急落を見て、インフレ率が低下すると見たアナリストが急増した構図です。
今週の金曜日に発表される11月の米国消費者物価指数は、高い伸びになるとの見方が一般的です。しかし、このZEWのインフレ率に関するデータを見ると、将来の物価上昇が落ち着いてくる可能性が伺われます。











