東京電力 <9501> や関西電力 <9503> 、北陸電力 <9505> 、東北電力 <9506> 、四国電力 <9507> 、九州電力 <9508> 、北海道電力 <9509> など電力株がそろって続伸している。
原子力規制委員会は現在稼働中の関電大飯原発3、4号機について7月に導入する新しい安全基準を当面適用しない意向を19日の定例会合で確認。同時に新安全基準の試行に向けた方針として大飯以外の原発に関して津波を防ぐ防潮堤や沸騰水型軽水炉(BWR)向けのフィルター付きベント(排気)設備などの完成を再稼動の条件として求めるが、時間がかりそうな一部の安全対策については完成まで5年間の猶予を認める方針も明らかにした。敷地内に活断層などがなく、新しい安全基準も満たす原発に関しては再稼動に向けた道筋が見えてきたという見方から、再稼動の有力候補と見られている泊原発や伊方原発、川内原発などをそれぞれ保有する北海電や四国電、九州電などの上昇が大きくなっている。原子力規制委の方針は19日午後の取引時間中にすでに伝えられており、同日の電力各社の株価は上昇して取引を終えていたが、「全般相場の上昇に比べてなお出遅れ感がある」という見方も手伝い、この日も見直し買いが続いている。(H.K)
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