日本郵船 <9101> と商船三井 <9104> 、川崎汽船 <9107> の大手3社をはじめ、NSユナイテッド海運 <9110> や乾汽船 <9113> 、明治海運 <9115> 、飯野海運 <9119> 、第一中央汽船 <9132> など海運株が軒並み高。前場段階においてTOPIX(東証株価指数)業種別指数で「海運業」は33業種中で値上がり率のトップとなっている。
日経平均株価が4年半ぶりの高値水準まで上昇するなど全般相場の底上げ基調が鮮明になる中で川崎汽や飯野海など一部を除いて昨年来の高値にも達していない銘柄が多く、出遅れ感が意識されているほか、足元でばら積み船の運賃に短期底入れ短が出ていることも見直し買いを誘う要因になっているようだ。ばら積み船の国際的な運賃指標であるバルチック海運指数(BDI)は14日に前日比5ポイント上昇の880と依然低水準ながら12営業日続伸。おもに鉄鋼原料を運ぶ最大サイズのケープ型(積載重量17万トン級)は底バイが続くものの、穀物や木材、セメントなどの運搬に使われるパナマックスやスーパーマックスなど中小型船の用船料は堅調に推移しており、これがBDIをジワリと押し上げている格好。為替相場が1ドル=96円前後と以前に比べて円安水準で推移していることもドル建て運賃が原則の外航海運各社の収益には追い風と受け止められている。(H.K)
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