日本たばこ産業(JT) <2914> が続伸して3日ぶりに昨年来高値を更新している。とくに新規の材料が出たわけではないが、2月25日に財務省が保有する同社株式のうち約3分の1(3億3333万株)を売却すると発表しており、実施後には政府の保有比率が現在の2分の1から3分の1超に低下する見通し。そうなれば経営の自由度が増し、米フィリップ・モリスなど競合他社に比べ低い配当性向の引き上げなど株主還元を進めやすくなるという見方から、売り出し後を見越した買い注文が流入しているもよう。同社は2月27日に自社株買いで8007万株を取得したため、売り出し株式数は2億5326万株に変更されてたが、このうち57%にあたる1億4562万株を国内で、残りを海外で販売する予定。価格は3月11日~13日に決まることになっている。売り出し価格決定を前にカラ売りの買い戻しも需給面からの株価押し上げ要因になっているようだ。(H.K)











