ヤマタネ <9305> は大幅続伸して連日の昨年来高値更新。09年8月以来3年6カ月ぶりに200円台を回復する場面も見られている。
安倍晋三首相がオバマ大統領との日米首脳会談で環太平洋経済連携協定(TPP)参加にあたっては例外なき関税撤廃が前提ではないことを確認したことを受け、政府・与党が交渉参加への環境整備を進める中で国内では産業としての農業強化策が重要課題に浮上。今後は農産物の輸出拡大支援や農地の大規模化、農村の整備交付金の積み増しなどが検討されると見られており、農業関連が全般に物色される中で米穀の卸売り大手である同社にも見直し買いが増えている。また、もともと倉庫業を行っていた関係で東京都内などに多くの不動産を保有しており、現在でも不動産業は重要な収益の柱。このため、黒田総裁誕生後の日銀新体制による積極的な金融緩和が追い風に働くという見方も多く、「TPP関連であり、なおかつ金融緩和関連でもある点が個人投資家からまとまった資金を呼び込む要因になっている」という声が聞かれている。(H.K)
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