JR東日本 <9020> 、JR西日本 <9021> 、JR東海 <9022> のJR3社がそろって昨年来高値を更新している。
国内の景況感改善や団塊世代の大量退職、円高修正などによる訪日外国人客の回復傾向などを追い風に新幹線の利用者が増えており、13年3月期は3社とも過去最高益か、それにに迫る利益を計上する見通し。「駅ナカ」や流通など鉄道以外の事業も総じて好調で14年3月期も続伸を見込む市場関係者が多く、「業績面からの買い安心感は強い」(市場筋)。また、JR東海は東海道新幹線の橋梁やトンネルの大規模改修を従来計画から5年前倒しして今年4月に始めると1月下旬に発表したが、新工法の採用によって費用を当初計画より約3割(3663億円)削減し、運行への影響もほぼなくすという。課題の老朽化した設備の改修にかかる費用を抑えることで中央リニア新幹線の建設に資金を振る向ける狙いもあるようだ。足元では円高修正によって国内のガソリンやジェット燃料の価格が上昇しており、航空機やマイカー、高速バスなどとの競争環境の向上が今後の新幹線利用客のさらなる増加につながると期待する向きもあるようだ。(H.K)
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