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NTT <9432> は前日に続いて昨年来高値を更新し、09年2月以来4年ぶりの高値水準に上昇している。
 直近でとくに新規の買い材料が出たわけではないが、3月の決算期末が視野に入り始める中で相対的に高い配当利回りや割安なPBR(株価純資産倍率)などに着目した見直し買いが国内外から流入。短期の利益確定や戻り待ちの売り物を吸収して株価水準を押し上げている。13年3月期の連結当期純利益は5300億円(前期比13%増)となる見通しで、年間配当は一株あたり160円の予想。これを基にした昨日終値での配当利回りは3.7%と他の銘柄に比べて高水準だ。また、PBRも0.6倍台と、解散価値と言われる1倍のほぼ3分の2の水準にとどまっており、割安感を指摘する声が聞かれる。同社は自社株買いや増配といった株主還元に積極姿勢を示しており、3月29日までに1500億円、株数で4200万万株(発行済み株数の3.4)をそれぞれ上限に実施している今期に続き、来14年3月期以降も自社株買いを行う公算が大きく、これが買い安心感につながっている。カラ売りの買い戻しも入っているようだ。子会社のNTTドコモ <9437> も4日続伸している。(H.K)


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