タツタ電線 <5809> が売られている。先週末1日の引け後に12年4~12月期連結決算を発表し、これに際して13年3月期通期の業績予想を下方修正。これが失望売りを誘っている。
通期の売上高は従来の465億円から452億円(前期比1%減)、営業利益が55億円から52億円(同55%増)、当期純利益も31億5000万円から26億円(同39%増)へそれぞれ減額した。電線ケーブルの販売減少に加え、収益柱であるスマートフォン向け電磁波遮蔽フィルムの受注急減も響いて売上が伸び悩み、本業の儲けを示す営業利益も従来予想を下回る。また、電線事業の構造改善費用や厚生施設の減損処理費用などを特別損失として計上するため、純利益がさらに押し上げられる見通しになった。もともと世界的にも高シェアを誇る電磁波遮蔽フィルムへの期待が強かっただけに失望感が大きくなっているようだ。(H.K)
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