オリックス <8591> は5日続伸して昨年来高値を更新。米リーマン・ショックから間もない08年11月以来およそ4年3カ月ぶりに1万円の大台を回復してきた。前日に12年4~12月期連結決算を発表。これが好調な内容で同時に13年3月期通期の当期純利益の予想を上方修正しており、国内外の機関投資家などから好感した買い注文が流入している。
通期の純利益予想は従来の1000億円から1100億円(前期比32%増)に増額した。一般企業の売上高に当たる営業収益は1兆300億円(同6%増)のまま変えなかったが、
従来予想から100億円上方修正した。同社が12年3月期決算で発表した純利益は861億円だが、米国会計基準に基づき同社が修正した前期実績に比べ32%増となる。不動産市況の改善を背景に賃貸不動産の売却が順調に進んでいるほか、中小企業向けリースや生保事業なども堅調で、昨年のあおぞら銀行株の売却も利益を押し上げるという。PBRはなお0.7倍台と株価が資産価値を大きく下回る状況が続いており、バリュエーション面からの割安感が見直し買いを誘う要因になっている面もあるようだ。(H.K)
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