前田建設工業 <1824> が急落している。前日引け後に13年3月期通期の連結業績予想の大幅下方修正を発表しており、これを嫌気した売り注文が寄り付き段階から増加した。
売上高は従来の3600億円のまま変わらないが営業損益は従来の52億円の黒字から70億円の赤字(前期は52億9900万円の黒字)に、当期純損益も48億円の赤字から60億円の赤字(同31億9700万円の黒字)にそれぞれ修正した。海外の大型工事で工事原価の増加や追加工事の獲得見込み額の減少によって工事採算が悪化。それに伴う工事損失引当金の追加計上が必要になるほか、国内工事でも建設コストの上昇などで完成工事利益率が低下している。さらに再開発事業の計画見直しによって販売用不動産の評価損を計上することも響くという。年間配当は7円を据え置く方針だが、市場では「ネガティブサプライズ」と受け止められている。(H.K)
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