三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、三井住友フィナンシャルグループ <8316> 、みずほフィナンシャルグループ <8411> の3メガバンクが買われ、そろって昨年来高値を更新している。13年3月期の業績が従来予想を上回る見通しと、この日の日本経済新聞が報じたのが好感されている。
保有銘柄の株価上昇によって業績の足を引っ張っていた株式減損額が大幅に減って収益向上に寄与するほか、投資信託など販売手数料の増加も収益を押し上げる見込み。12年4~12月期の純利益は三菱UFJが前年同期比4割減の5000億円超。三井住友FGは2割増の5000億円強、みずほFGは5割増の4000億円程度になったもようといい、中でも三井住友FGは06年3月期の過去最高益(6868億円)をうかがう勢いとも伝えられており、株価の上昇が目立っている。13年1~3月期も順調に収益を積み上げ、報道どおりに最高益を更新するとすれば一株利益は500円前後の水準に膨らむ見込みで、100円予想の年間配当を前提にした配当性向は20%程度に低下する計算。国際的な金融規制「バーゼル3」対応のため、3メガバンクは自己資本の増強を優先しており、早期の大幅増配は期待しにくいが、「収益が順調に伸びていけば来期以降は増配が検討課題になる可能性もある」という声が聞かれている。りそなホールディングス <8308> や三井住友トラストホールディングス <8309> など他の大手銀行株も高い。(H.K)
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