富士通ゼネラル <6755> が大幅反発し、10日に付けた昨年来高値をおよそ半月ぶりに更新している。25日の引け後に12年4~12月期連結決算を発表し、これに合わせて13年3月期通期の経常利益と当期純利益の予想を上方修正。これを素直に好感した買い注文が増加している。
通期の売上高は2035億円(前期並み)、営業利益も150億円(前期比13%増)と12年10月時点の予想と変わらないが、経常利益は145億円から165億円(同68%増)、当期純利益も90億円から100億円(同93%増)にそれぞれ上方修正した。純利益は連続で過去最高を更新する。主力製品の空調機は中東や中国など新興国向けは好調だが、欧州向けの伸び悩みが相殺して売上高や営業利益に変更はない。同社はタイと中国で生産した製品をいったん日本に輸入し、それから各地に輸出しているため、足元の円安進行は本来利益押し下げ要因。ただ、今回は日本に輸入する際の為替ヘッジ取引から差益が発生して営業外利益が増え、経常利益を押し上げる。株式需給面からはカラ売りの買い戻しが入っているという見方もある。(H.K)
お知らせ:











