日本電産 <6594> が主力の大証で下落している。前日の引け後に12年4~12月期連結決算を発表しこれに合わせて13年3月期通期の業績と配当の予想を大きく下方修正。これを嫌気した売り物に押されている。
通期の売上高は従来の7200億円から6900億円(前期比1%増)に、営業利益が800億円から200億円(同73%減)、当期純利益も500億円から45億円(同89%減)にそれぞれ減額した。スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)の普及によって主力のパソコン向けハードディスク駆動装置(HDD)用モーターの販売が落ち込んでおり、部品在庫や生産設備の減損処理によって13年1~3月期は237億円の最終赤字になる見通し。HDD用モーターの生産能力を3割削減するなど大胆な構造改革を実施して14年3月期のV字回復を目指すとしている。収益悪化を受けて従来は1株につき50円を予想していた期末配当を35円に減額する方針も明らかにした。13年1月25日から14年1月24日に期間で300万株(発行済株式総数の2.21%)、金額で200億円をそれぞれ上限に自社株買いを行う意向も示したが、株価の下支え効果は限られているようだ。(H.K)
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