日本取引所グループ <8697> は買い注文が先行して昨年来高値を更新して始まったが、一巡後は下落に転じている。
東京株式相場の活況を追い風にこのところ上げ足を速めてきたが、一方で上昇ピッチの速さに対する警戒感も浮上。戻り待ちや短期の利益確定の売り注文に押される展開となっている。同社株は東京証券取引所グループと大阪証券取引所グループが1月1日に経営統合し、4日(今年の大発会)には従来からのジャスダック市場に加え東証にも上場した。この4日の寄り付き値は3740円だったが、その後の株式相場の活況を追い風に上昇を続け、先週末18日には5690円まで2週間で1950円、率にして52%強も一気に水準を切り上げてきていた。日銀は21日~22日に開く金融政策決定会合で2%の物価上昇率目標を設定し、政府と政策連携に向けた共同文書を作成。追加の金融緩和も決める見通しだが、市場では「いったん材料出尽くし感が広がる可能性もり、このところ上昇が顕著だった銘柄には利益確定の売り注文が出やすい」という声が聞かれている。(H.K)
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