東洋水産 <2875> が大幅に3営業日続伸して12月7日の昨年来高値をほぼ1カ月ぶりに更新している。
野村証券が7日付で同社株に対するレーティングを強気の「バイ」(買い)で再開。目標株価を2900円をする強気のレポートをまとめたのが手がかり。レポートでは「『(マルちゃん)正麺』の大ヒットで国内袋麺市場が活性化している。同社は同市場のシェアが高くないため、『正麺』の販売好調による自社ブランドとのカニバリ(共食い)は小さい。価格競争は起きておらず、足元でも高い店頭価格を維持している」などと強調。「米国とメキシコでトップシェアを有する海外即席麺事業では販売が好調に推移している」とも指摘し、13年3月期の連結営業利益を289億円(会社予想270億円)、14年3月期の同利益を307億円などと予想している。14年3月期予想基準PERが12倍と成長性を十分に織り込んでいないとし、食品加工会社平均のPER16倍をやや下回る15倍を適用して目標株価を2900円にしている。また、この日の日本経済新聞朝刊には今年上期に15億円を投じ、「マルちゃん正麺」の生産能力を5割増強するとも報じられており、これを好感する動きもあるようだ。(H.K)
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