TPP交渉参加に賛成?反対?
野田首相は次期衆院選の前に、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明する方向で検討に入ったとのことです。
日経新聞土曜日の1面に記事が出ています。
首相はTPP参加表明に合わせ、国益を重視した交渉や、国内での十分な農業対策の実施を訴える方針です。
この問題を巡る党内の意見は真っ二つに別れ、参加に賛成の立場をとる前原国家戦略大臣は「民主党の公約として掲げて争点化すべき」としている一方、山田元農林水産大臣は集団離党も辞さない構えです。
TPPとは環太平洋地域の国々による経済自由化を目的とした経済連携協定で、2005年6月にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランド間で調印、現在はアメリカ、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、ペルーが拡大交渉に加わっています。
TPPに関しては、民主党内だけではなく各方面から「海外諸国との肉や野菜の価格が安くなる」「輸出企業は海外進出しやすくなる」といった賛成派の声が聞かれる一方、「農林水産業への壊滅的打撃」や「医療、サービス、地方自治体や地方経済など広範な影響が及ぶ」さらには「東日本大震災で被害を受けた農林水産業復興の障害になる」「TPPを入り口に米国が圧力を強めてくる」と反対意見も根強くあります。
TPP参加によるGDPの増減予測1つとってみても省庁によって差があり、「農業関連で4兆円減少」(農林水産省)や「全体で2~3兆円増加」(内閣府)などと試算されています。
TPP交渉参加に賛成?反対?
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