鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「半導体関連株下落、SNS裁判結果がショックに」
「しかし、"幅広い株"が上昇、TOPIX高い」
3月27日の東京株式市場では、半導体関連株が下げる一方で、幅広い銘柄が上昇しました。
米国では、注目の司法判断がありました。未成年のSNS依存をめぐる訴訟で、メタとグーグルに賠償金の支払いを命じる判決がありました。株価材料としても強く意識されました。
世界中でYouTubeやインスタグラム等のSNSに熱中する人はたくさんいるでしょう。SNS依存を企業の責任とした判決の意味合いは大きいと思います。世界中でこの種の訴訟が起こった場合、SNS運営企業に多額の損失が発生する可能性が発生します。
メタやグーグルはAI開発のためのデータセンター建設に巨費を投じる代表企業です。仮に多額の賠償金が発生すると、AI開発に投入する資金が細る可能性が出てきます。そうなると、先行きの半導体や電子部品、光部品等の需要にも影響を与えます。そうした負のストーリーを意識して、米国、東京、韓国で半導体関連株、データセンター関連株が下げました。
ただ、本日の東京市場において、半導体関連株を売却した資金は、一気に市場の外に逃げるわけではなく、市場内にとどまって幅広い株に流入しました。そのため、幅広い株が上昇し、TOPIXが強くなりました。
来週も中東情勢、トランプ発言によって揺れる展開が続きそうです。本日の強い動きが、3月末配当権利付き最終日特有の需給状況によるものなのか、それとも日本株の底堅さを素直に示すものなのか、来週の動きが注目されます。
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鎌田伸一は4月11日に大阪で開催される株式セミナーに出席します。永濱利廣さん(第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト)、鈴木一之さん(株式アナリスト)、松尾英里子さん(司会進行:フリーアナウンサー)と一緒に日本株に対して語り合います。ご興味のある方は、是非、以下からお申し込みください。
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