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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「日本株下落継続、韓国株は2日間累計で約19%安」 

「投機資金の巻き戻し」 

 

3月4日の日本株は下げました。「中東情勢混乱が企業業績に与える影響を警戒して下落」は昨日と変わりません。日本株以上に韓国株が下げています。韓国の株価指数が例のない下落率です。投機資金の巻き戻しが影響しているようです。 

 

韓国の株価指数(KOSPI)は先週2月27日の最高値6244Pに対して4日昼には5050P台まで下げました。2日月曜日は休場でしたので、3日~4日の2日間累計で19%も下落しています。この期間、同市場の主力銘柄であるメモリーメーカーのSKハイニックス、サムスン電子はともに約20%下落しています。 

 

本日の日本経済新聞商品面には「DRAM急騰 1か月で2倍」(1年前と比べて7.4倍)の見出しの記事が掲載されていました。だから、特に足元でメモリー価格が急落しているわけではありません。ビジネス環境とは違う次元で株価が動いています。 

 

韓国株価指数は25年末と比べて2カ月間で約50%上昇しました。世界的な投機資金が世界的なメモリーメーカーに流れ込んで、韓国の株価指数を急騰させました。ちなみにTOPIXの2月末高値までの上昇率(25年末比)は15%です。 

 

一国の株価指数が2カ月間で50%上昇した後、2日間累計で19%下げています。「中東情勢混乱を契機に、行き過ぎた投機に対する反動が生じている」--それが今の世界株安の構図でしょう。日本株も良く上がりましたので、踊り過ぎた部分が剥落したと考えられます。 

 

株価大幅安を受けて、投資する価値が増大する日本株も増えてきました。大底を一点買いするのは無理でしょうから、「高利回り・低PER・低PBR・来期業績改善」の観点で捉えられる銘柄の買いを時間分散で行う時期に入ったと考えます。 

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