お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら

鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「アドバンテスト、古河電工が高値更新」

「米国時間28日、メタ、マイクロソフトが決算発表へ」

 

1月27日の東京株式市場は売り買い交錯となりました。売買代金上位の半導体関連株が総じて上昇し、全体は落ち着いた展開となりました。

 

ただ、午後12時45分段階では、プライム市場の値上がり銘柄数520に対して値下がり銘柄数は1020です。値下がり銘柄数が圧倒的に多い状況です。主力株の一角が上昇して指数は底堅い展開ですが、体感的には軟調な部分もあります。

 

業種別株価指数では、総合商社を軸とした卸売業、海運業などが高くなっています。日本株の場合、3月末に配当の権利が就いている株が多いので、下げ場面においては、これらの業種のような配当の魅力のある株を買う動きが強まる、と感じています。

 

その一方、27日はアドバンテスト、古河電工等、日本の半導体関連株・データセンター関連株の主力株が高値を更新しています。

 

時価総額18兆円のアドバンテストが史上最高値を更新している事実は需要です。今週の米国時間28日のメタ、マイクロソフト、テスラの決算発表・株価の反応は極めて注目されます。28日の時間外取引において、例えばメタが急騰するのであれば、日本の半導体関連株が短期的に買われる可能性は高まるでしょう。

 

反対に、メタやマイクロソフトが急落すれば、半導体関連株は売られやすくなります。データセンターに巨額投資をするこの2社の株価動向は半導体・データセンター関連株の値動きに大きな影響を与えます。

 

本日のアドバンテストや古河電工の高値更新を見ると、巨大IT株の決算発表後の株価動向に対して、前向きな見方が優勢になっているようです。

 

メタは12月本決算のため、今回の決算では26年12月期1年間の計画が示される見通しです。AI関連企業のビジネス環境を考えるうえで重要です。

 

メタが3か月前に発表した7-9月期の決算資料において、26年に言及している部分を以下に掲載しておきます。

 

2025年度の資本支出(ファイナンス・リース元本返済を含む)は、従来の予想660億~720億ドルから上方修正し、700億~720億ドルの範囲となる見込みです」

 

「当社は現在、非常にエキサイティングな局面にあります。既存のコアサービスを継続的に改善する余地がある一方で、将来的にユーザーが当社製品と関わる方法を変革する、AIを活用した新たな体験やサービスを構築する機会も得ています。広告およびオーガニックエンゲージメント施策への投資により、2026年も堅調な収益成長を維持できる見込みです。同時にAIモデル・製品開発の進展が、今後数年にわたる新たな収益機会の創出を可能にします」

 

「これらの機会を実現する上で中核となる要件はインフラ容量です。来年度の計画策定を開始する中で、当社のコンピューティング需要が前四半期の予想を上回る形で引き続き大幅に拡大していることが明らかになりました。来年度のキャパシティ計画は現在も策定中ですが、自社インフラの構築とサードパーティクラウドプロバイダーとの契約の両面から、これらの需要を満たすために積極的な投資を行う予定です。これにより、来年度の設備投資および経費計画にさらなる上昇圧力が加わると予想しています」

お知らせ

お知らせ一覧