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鎌田記者がきょうの株式市場を約20分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中



「イオン、すかいらーくなど"売り残高水準銘柄"が上昇」

「全体の信用倍率は約5.7倍、今週の買い残増加次第では急落警戒か」

「今年4月の信用倍率9.6倍、昨年8月は8.7倍...」

 

11月19日の東京株式市場は売り買い交錯となりました。昨日の大幅安を受けて、値ごろ感からの買いが入る一方、戻り売りも出ていて、不安定です。

イオンやすかいらーくなど信用需給面で売り残高の多い銘柄が買われています。イオンとすかいらーくはPERの高い株として知られます。割高とみた投資家の信用売りがたまっています。需給を重視した投資家の買いで本日は値が飛んでいます。

 

ただ、全般相場については、信用買い残と売り残の倍率が気になる段階となってきました。

日本証券取引所は18日、14日申し込み現在の信用取引残高を発表しました。買い残高は前週末比993億円増加の4兆8348億円となりました。買い残は3週連続の増加です。3週間累計で3970億円(8.9%)増加しました。

 

売り残は335億円増加の8497億円でした。過去4週間の変動金額を以下に掲載します。

 

信用残高の推移

      買い残高          売り残高

10月~

24日 605億円減少(6週ぶり減少) 570億円増加(2週ぶり増加)

31日 647億円増加(2週ぶり増加) 248億円減少(2週ぶり減少)

11月

7日 2329億円増加(2週連続増加) 1342億円減少(2週連続減少)

14日  993億円増加(3週連続増加) 335億円増加(3週ぶり増加)

 

買い残を売り残で割った「信用倍率」は5.69倍となりました。近年の日本株の急落局面では、この信用倍率が高水準になっています。

 

今年4月4日は9.6倍(買い残4兆4696億円÷売り残4641億円)、昨年8月2日は8.7倍(買い残4兆8720億円÷売り残5586億円)でした。

 

信用取引は将来的な反対売買を前提にした取引です。買い残が売り残を上回る状態は、株価の先行きに対する楽観論が優勢になっている投資家心理を示します。ポジションが楽観に傾き過ぎた時、その反動で株価が急落するとの発想ができます。

 

現時点では、まだ今年4月や昨年8月の信用倍率よりも相当に低い水準です。ただ、今週の下落局面で買い残が急増して売り残が急減するような事態が現実化すると、信用倍率のデータから急落を警戒する投資家が増えてくる可能性もあります。

 

鎌田伸一は鈴木一之さんと一緒に動画を収録しました。当面の株価動向に対して存分に語り合っていますので、是非、以下のYouTubeからご覧ください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Go1DpS5qSG4

 

 

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