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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中



「日経平均49000円乗せ」

「銀行株大幅高、"金利高と株高が併走"」

「"自民・維新連立政権"を好感」

 

10月20日の日本株は上昇しました。日経平均は取引時間中に49000円に乗せました。自民党と日本維新の会の連立政権樹立合意が明らかになりました。新政権の政策内容を期待する買いが先行しました。

 

日本維新の会のマニュフェストには

「社会保険料を下げて暮らしを変える」

「副首都から起動する経済成長」

「教育・保育の無償化と質の向上」

「命を守る外交・安全保障と憲法改正」

が掲げられています。

 

本日、日経平均は大幅高となって最高値を更新しています。投資家は「自民・公明政権」よりも「自民・維新政権」の方が株式市場に対してよりポジティブと受け止めたようです。

 

本日の業種別上昇率ランキングを見ると「銀行」の上昇率が高くなりました。金利上昇でメリットを受ける代表的業種です。つまり、本日の銀行株高は、先行きの「金利上昇・株高」の併走を意識しています。

 

政策金利を反映しやすい国内2年債の利回りが興味深い動きを示しています。自民党総裁選直前の3日は0.94%でした。高市新総裁が誕生すると、6日月曜日に0.88%まで低下しました。「高市新首相の誕生によって日銀の利上げが先送りされる」との意識が高まったためです。

 

しかし、本日は0.93%台に上昇し、高市新総裁誕生前の水準にほぼ戻りました。「高市新首相が誕生しても日銀の利上げ路線は変わらない。維新との連立政権は、上げ潮路線の色彩を高め、金利上昇と景気改善・株高が並行して進む」との見方が強まってきたためと考えられます。

 

今後は政策内容を具体的に確認していく段階へと入るでしょう。維新が社会保険料を下げるための具体策としては、医療関連費の改革が掲げられています。新薬開発に力を持つ企業の方がより優位になり、一方で保険適用を外れるような薬のメーカーにとっては逆風が吹くはずです。政策内容の吟味はこれからでしょう。

 

                 ☆

 

中国国家統計局は20日、9月の主要経済指標を発表しました。工業生産高は前年同月比6.5%の伸びとなりました。7月の5.7%、8月の5.2%を上回りました。

 

自動車生産は前年同月比で13.7%の高い伸びとなりました。電気自動車(新エネルギー車)が20%超の伸びとなり、全体をけん引しています。

 

中国の自動車生産(国家統計局、前年同月比)

6月2809000台(+8.8%)

7月2510000台(+8.4%)

8月2752000台(+10.5%)

9月3227000台(+13.7%)

中国の新エネルギー車生産台数(国家統計局、前年同月比)

6月1234000台(+18.8%)

7月1176000台(+17.1%)

8月1333000台(+22.7%)

9月1580000台(+20.3%)

 

小売売上高は前年同月比3.0%の増加でした。自動車販売額は4711億人民元となり、前年同月比1.6%の伸びでした。中国の国内自動車販売は低い伸びですので、生産量の増加は輸出増加によるものと判断されます。

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