「2日の米国株は高い」
「大型株が高く、小型株弱い」
「アルファベット(グーグル)が大幅高」
「大型IT株の成長再認識」
「しかし、フェイスブック(メタ)は時間外で20%の急落」
「ADP雇用統計、1月は非農業雇用者が減少」
2日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが0.6%、ナスダック総合指数が0.5%となりました。大型株の値動きを示すS&P500種指数が1%近く上昇する一方で、小型株の値動きを示すラッセル2000は1%ほど下落しました。大型株が強く、小型株が弱い傾向が浮き彫りになりました。
決算内容を考慮しながら、体質の強い大型株が比較的強くなり、脆弱な小型株を避ける傾向が見られています。
前の日の引け後に決算と株式分割を発表した、グーグルの持株会社アルファベットが大幅高となりました。アルファベットの従来の高値は11月19日に付けた3037ドルです。Yahoo financeの表記では、2日の高値は3041ドルまであります。史上最高値更新です。
前の日にアルファベットが発表した10-12月期の売上高は前年同期比32%増加の753億ドル、1株利益は同37%増加の30.69ドルとなりました。
アルファベットの前12月期通期の1株利益は112.20ドル(前期比+91%)となりました。
かなり乱暴な計算になりますが、今年度の予想1株利益を考える場合、年間9割の成長が続いた場合、今年度の1株利益は200ドルを超えます。5割増益で180ドル、3割増益で145ドル、2割増益で135ドルといった1株利益が計算されます。
その増益ペースを念頭に入れて、アルファベットの3000ドル前後の株価水準を見た場合、特に割高感は感じられなくなります。適正な株価を考える場合、投資対象の企業が「どのくらいの期間において、どのくらいの確率で投資する金額に見合った利益を計上できるか」が基本的判断事項になります。
例えば、1株利益が年間3割超のペースで成長するならば「112ドル+150ドル+200ドル+260ドル+340ドル+440ドル+570+740ドル」で、先行き8年間の合計1株利益が2800ドル超との計算ができます。例えば、1株利益112ドルで株価2800ドルならば、予想PERは25倍程度になるのですが、3割増益継続モデルを当てはめると、8年間の利益で投資金額が回収できることになります。
表面上の予想PERは25倍でも、利益が伸びる企業は、実際の投資金額回収時間は短くなる、だから高いPERは許されて当然、それが成長株投資投資です。
先行きの金利上昇によって「年間3割の成長」を「年間25%の成長」に変更しなければならなくなると、利益の回収期間が長くなります。そのためにPERの是正が行われなければならない。それが年明け後のグロース株の下落をもたらしました。
今回、アップルやアルファベットの決算内容を受けて、先行きの成長に対する自信が回復し、株価の上昇がもたらされました。金利上昇への警戒から株価が調整した後、決算発表を受けて業績動向への自信が甦り、株価が再び上昇するパターンのモデルになったと受け止められます。
ただ、それは、個別企業ごとに判断しなければなりません、2020年~2021年のように、多くの銘柄が成長期待を背にPERが高くなる金融環境ではありません。
フェイスブック(メタ)の株価は、2日の時間外取引において、およそ20%の急落(日本時間朝7時)となっています。大型IT株の中でも、決算内容が選別のフィルターとして作用しています。
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民間調査機関のADPが2日発表した1月の雇用調査では、非農業雇用者が12月と比べて30万1000人の減少となりました。12月の77万6000人の増加に対して、大幅に悪化しました。オミクロン型の感染者増加によって、雇用状況が急速に悪化したことが伺われます。











