「30日の米国株は下げる」
「停戦交渉への期待、やや後退」
「商品相場は上昇」
「マイクロン、決算受け高く始まるが、引け値は下落」
「半導体関連株が下げる」
「ADP雇用統計、非農業雇用者45万人増加」
「食品メーカー、原材料高の影響広がる」
30日の米国株は下げました。下落率は、ニューヨークダウが約0.2%、ナスダック総合指数が約1.2%でした。小型株の値動きを示す「ラッセル2000」の下落率は約2%と、比較的大きめになりました。出遅れ株を買う動きが一服したと解釈されます。
停戦協定への期待感がやや後退したことを受けて、株式市場では売り物が先行したと捉えられています。原油や穀物などの商品先物相場は上昇しました。
昨日に時間外で取引において上昇していた半導体メーカー、マイクロンの株価は、最終的には3.5%安の79ドル台で引けました。
マイクロンの決算内容を以下に示します。
マイクロンの12月-2月期(3月29日発表)
売上高 77億9000万ドル(前四半期比+1.3%、前年同期比+24.8%)
純利益 24億ドル(前四半期比横ばい、前年同月比2.1倍増)
3-5月期売上高計画 87億ドル(前四半期比+11.6%、前年同期比+17.2%)
3-5月期の売上高は12-2月期と比べて大きく伸びる見通しが示されました。決算内容が好感され、30日の米国市場では寄付きから買い物が先行して、前日比4ドル高の86ドル台まで上昇しました。その後、78ドル台まで下げて、引けは79ドル台でした。結果的には、下げました。
マイクロンの株価は、決算好感で買われて始まりましたが、伸びきれず、下落したことを受けて、半導体関連株が下げました。30日の米国株市場では、AMD 、エヌビディア、クアルコム、アプライドマテリアル、TSMCなどの半導体関連株が軒並み安となりました。
マイクロンの年間1株利益は9ドル前後になる可能性があります。しかし、株価は80ドル前後と、米国株としては、極めて低いPER水準です。企業業績全般の方向性について、警戒感が強まっています。
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民間調査機関のADPが30日、3月の雇用調査を発表しました。以下に非農業雇用者の増加数を示します。(単位 1000人)
昨年
7月 315
8月 277
9月 480
10月 530
11月 486
12月 780
今年
1月 512
2月 486
3月 455
「Leisure/hospitality」の業種で雇用者が16万1000人増加していました。全体の3分の1強を占めます。
3月11日に発表された法人企業景気予測調査において、1-3月期の企業の景況感が大きく落ちました。特に原材料価格に苦しむ食品、化学業界の景況感が落ちていました。以下に示します。
法人企業景気予測調査(3月11日発表)
貴社の現状は? 1-3月現状 4-6月見通し
全産業 -7.5(+7.2) +4.7(+3.8)
製造業 -7.6(+6.2) +5.9(+3.1)
非製造業 -7.4(+7.2) +4.1(+4.2)
(食品) -37.9(+6.7)
(化学) -15.4(+2.4)
食用油メーカーのJオイルミルズ(2613)が30日、2022年3月期営業損益を下方修正しました。従来の5000万円の黒字が3億円の赤字になると発表しました。原材料高が利益面に与える影響を吟味しながら、企業の業績動向を追うことが重要になります。











