"こだわり"の選曲をノンストップでお届けする『こだわりセットリスト・特別編』。11月15日(火)19:00~は「こだわりセットリスト・特別編~尾崎亜美特集」を放送します!
1976年「瞑想」でデビューした尾崎亜美。当時の音楽ファンからは「京都が生んだ天才」といわれました。同年発売のデビューアルバム「SHADY」にはアレンジャーに松任谷正隆、そのほか参加ミュージシャンには鈴木茂、林立夫、斎藤ノブら錚々たる顔ぶれがそろいます。というか、これらは一足先に「ニューミュージック」というジャンルを確立しつつあったユーミンのバックバンドがほぼそのまま起用された格好です。こうした流れを見ても「ポスト・ユーミン」の一番手としての期待が高かったことがうかがわれます。あえてユーミンとの「違い」を挙げるとすれば、音作りやメロディラインがややマニアックかつ地味であったことくらいでしょうか?これが結果として、爆発的なセールスを記録できなかった理由だとすれば、それは、時代が彼女の音楽を受け入れるにはまだ早すぎたともいえるかもしれません。ただ、その旋律の美しさ、みずみずしい歌詞は、唯一無二といってもいいかもしれません。78年、杏里に提供した「オリビアを聴きながら」は長い時を経てJ-POPのスタンダードへと躍進、85年に松田聖子に提供した「天使のウインク」はオリコン1位を獲得するなど、その楽曲のクオリティの高さは、誰もが認めるところとなりました。アーティスト・尾崎亜美の特筆できる点としては、作詞、作曲、アレンジ、歌、演奏、そのすべてのクオリティがトップレベルにあるということ。これだけの「才能」を持ち合わせたアーティストはおそらく日本には他にいないのではないでしょうか。
今回は初期の作品を中心に、時代を超えて愛され続ける珠玉のナンバーを厳選してお送りいたします。
どうぞご期待ください!
11月15日(火)19:00~「尾崎亜美特集」セットリスト
1.冥想
2.純情
3.マイ・ピュア・レディ
4.My Song for You (Singleバージョン)
5.Let's Imagine
6.Tender Light
7.オリビアを聴きながら
(全7曲)
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