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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。先週、今週と2週続けて新潟に行ってきたのですが、先週土曜日の2レースに関して、ネット上の一部界隈がやけに盛り上がっていました。「今年も実況アナウンサー泣かせのレースが...!」と。

先週の新潟、土曜2レースは直線1000mの2歳未勝利戦。実は同じ条件のレースが去年の同じ週にも組まれていて、その時には同じオーナー(ミルファーム)が16頭中9頭!他に白と赤の勝負服のスピードファームが2頭、KTレーシングが1頭。赤の色鉛筆1本あれば、16頭中12頭が塗り絵できてしまうというレースで話題になっていました。

で、今年の同じレース。実況担当になったのはワタクシ大関、金曜の夜にせっせと塗り絵をしていると、試練の現実は目の前にハッキリと姿を見せたのです。



以前九州産限定戦は何度か実況したことがあるとは言え、同じ勝負服が9頭、というのはなかなか無いケース。しかも今回は冠名がないので、記憶と紐づけがしにくいのです。服を見た瞬間に冠名の部分だけは出てくる、とはいかないので。

......そういう時はどうするか?もうひたすら読む、読む、読む。これに尽きます。最初は塗り絵を見ながらひたすら読み、だんだんと馬名を見ないようにしていく。この塗り絵の映像をネガ写真の現像のように脳裏に焼き付けていく、とでも言ったら良いのでしょうか。

レースに関しては、勝負が最後は3頭に絞られた(しかも染め分けが見分けやすい桃色)こともあって、何とか無事に終了。ただ、言い切れなかった馬もいたわけで、反省することは沢山ありました。何度やっても直線1000mの実況は慣れるのは難しいモノですが、秋の新潟で担当する機会があればこれを踏まえて、全部言い切れるような手早い、かつ聴きやすい実況になるよう努力するのみですね。前半2週で終わってしまった自分自身の夏の新潟ですが、2週連続で重賞の実況、注目の新馬戦も実況だったことも含めて、実りのある夏の新潟だったと思います。

(実況席から見た新潟、芝コース)



1週おいて再来週から連続で札幌、大一番のワールドオールスタージョッキーズも担当ですから、しっかりと準備をして去年以上の結果を出せるよう、自分を追い込むだけです。まずは、出場するジョッキーの方々に敬意を表して、ひたすら音読するところからですね。1000本ノック、もとい1000回音読で。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、岩手競馬特集第三弾です。先週の山本政聡騎手の弟・山本聡哉騎手のインタビューをお届けします。2016年、2017年と岩手のリーディングに輝き、30歳を迎えた今年も3年連続のリーディングへ向けて首位を快走中。ラブバレットとのコンビですっかり全国区になった岩手のエースの声を、小屋敷アナのインタビューでお送りします。お楽しみに!

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