今週火曜日、8日にイギリスのグッドウッド競馬場で行われたレース。イギリスの競馬史に残る(残ってしまう)記録が生まれました。
3頭立ての約2000mのレース。このレースで1番人気だったナジディストーム(2019年の英セントレジャーを勝ったロジシャンの全弟)が2着に負けたというもの。で、このナジディストームはいわゆる一本かぶりで、「イギリス史上最も低いオッズで負けた馬」となったというのです。ナジディストームは1/33というオッズでした。えーと、日本風のオッズに直すと34÷33なので1.03倍...おおお。これまでの記録は1/25なので1.04倍。この記録を上回ったということなのです。ちなみに波乱の立役者、勝ち馬レックイットルーニーはマンチェスターシティのフィル・フォーデン選手が共同オーナーだとのこと。馬名はどういう意味なのかな。アメリカのアニメ映画Wreck-It Ralphのもじりでしょうかね。記事によるとルーニーはあの悪童ルーニーのことかと思ったらフォーデン選手の息子さんのことらしい。最初に所有したのがこの馬だったとのことで、その馬が勝利して、さらに記録にも残るんだからすごい。The previous shortest-priced loser was the aptly named Doom, who was defeated at odds of 1-25 in a match race at Ripon in 2023 👇 https://t.co/yJ9iM8v7OF pic.twitter.com/ieNGWtlMvW
— Racing Post (@RacingPost) September 8, 2026
1.05とか1.04とか、カーインライジングの単勝みたいだな、などとも思いました。先日カーインライジングがレコードで圧勝した香港特区行政長官杯は、カーインライジングの単勝オッズ表記が「1」で他馬は100以上という、ロジータの引退レースとなった伝説の川崎記念状態。このときの単勝の払い戻しが10.5香港ドルなので、1.05倍ということになりますね。つまりナジディストームの敗戦はカーインライジングが負ける以上の衝撃...は言い過ぎか。でも数字の上ではそういうことなのでは。
日本の競馬だと、1.0倍が負けたときの衝撃と考えればいいのかな。最近はJRAプラス10があるのでなかなか単勝1.0倍というオッズは(最終的に)お目にかかりません。1986年以降で単勝1.0倍の馬の成績は55戦49勝。負けた6レースの中に、スターマンの京都新聞杯があります。あの杉本清さんがゴール前で絶句した、ナリタブライアンが敗れたレース。そのときの衝撃を思うと、なんとなく納得します。
人気馬の敗戦ではありませんが、先週日曜の中山7Rは17番人気カテドラルクォーツ→15番人気ジェイエルグリーン→6番人気サンクレゾンという決着で馬単はJRA歴代1位を更新する187万6,620円。3連単は今年2月に小倉で飛び出したレコードに迫る、JRA歴代2位の5,294万8,520円。ちなみに歴代1位の小倉戦は山本直アナ実況でしたが小塚も現場にいました。今年飛び出した5000万馬券どちらも目の当たりにした人は少なかろうなあ~(←プチ自慢)
競馬には時としてこのような大波乱や番狂わせが起こるもの。こういうのはAIでも当てられないんじゃないかなあ、馬という人間以外の生き物が介在することによる面白さなんじゃないのかなあ、と競馬の魅力にあらためて気付かされたところであります。先週の大波乱レースは3歳未勝利。なんとか勝たせたいという関係者の強い思いが乗っかってきますからね。世代最後の3歳未勝利戦デー、波乱は、番狂わせは今週も起きるのでしょうか。
では、9月 13日(日) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
林茂徳(競馬ブック)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)
<パドック解説>
藤本貴久(日刊競馬)1R-4R
赤塚俊彦(競馬ブック)5R-8R
京増真臣(研究ニュース)9R-12R
<主なコーナー>
9:50頃 「パドック解説者 レース展望」
10:25頃 「メインレース展望」
11:45頃 「JRAホッと耳より情報!」
11:55頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
13:15頃 「メインレース展望」
13:45頃 「今日のコラム」出演:刀根善郎(デイリースポーツ)
14:15頃 「パドック解説者 レース展望」
15:10頃 「メインレース展望」
16:25頃 「来週の重賞展望」
中山実況:藤原菜々花(1R-6R)小塚歩(7R-12R)
進行:山本直也、水野善公
パドック進行:砂岡春奈
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
菱田誠(スポーツニッポン)
小宮邦裕(研究ニュース)
<パドック解説>
城谷豪(馬サブロー)1R-6R
竹村浩行(馬サブロー)7R-12R
<主なコーナー>
9:55頃 「一般レースの狙い」
10:15頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:40頃 「メインレース展望」
11:50頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:00頃 「解説者 今日の狙い目」
13:30頃ほか 「メインレース展望」
16:05頃 「来週のメインレースのみどころ」
阪神実況:大関隼(1R-6R)三浦拓実(7R-12R)
進行:檜川彰人、森恵里奈、加藤弘晃
パドック進行:加藤弘晃、森恵里奈
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

