ヴィクトリアマイル前後に考えていたんですけど。
「最強の1勝馬」って、実際のところどの馬なんでしょうね。
ヴィクトリアMではボンドガールが(結果は伴いませんでしたけど)上位人気を集めていました。実力は誰しも認めるものがありながら、この馬は新馬戦しか勝っていないんですね。GI含め重賞で2着が5回あるので収得賞金は積んでおり、1勝馬と呼ばれていても1勝クラスに出られるわけではないのですが。
「最強の1勝馬」という異名で近年思い出されるのはエタリオウです。デビュー2戦目に初勝利を挙げると、500万下で3連続2着のあとダービートライアルの青葉賞で2着。優先出走権を得て日本ダービーに出走し、ここでもあわやの4着に突っ込むのであります。2着エポカドーロとはクビ+ハナ差ですから本当に際どかった。その後神戸新聞杯2着、菊花賞2着、日経賞2着、天皇賞(春)4着と常に上位争いをしながらも勝ちきれないのでありました。こういう馬はファンに愛される。愛さずにいられない。あっ、このコピーはステイゴールドのヒーロー列伝。エタリオウの父......。
付加賞(特別レースの登録料を上位馬に配分する賞金)を除いた賞金獲得額でみると、ボンドガールは1億3570万円、エタリオウは1億9570万円。その差6000万円でエタリオウの方が上でした。あくまで去年の賞金ですが、エリザベス女王杯の2着賞金が5200万円、マイルCSが7200万円なので、今年も同じ賞金額とすれば今秋ボンドガールがマイルCSで2着なら(他のレースで2着重ねるケースもあり)エタリオウを賞金額で上回ることになります。ほかに賞金稼いでる1勝馬はいないものかと某ターゲットで調べてみても、「総賞金1億9570万円以上で通算勝利数1勝以下」がいなさそうなんですよね。現状で最強の1勝馬はエタリオウ、ボンドガールが上回る可能性も、ということになりそうです。もちろんボンドガールさんも、1勝馬に甘んじるつもりもないでしょうけどね。
今週の日本ダービーにも1勝馬が出走します。
ドラゴンブーストは2戦目に初勝利を挙げたあと、デイリー杯2歳Sと京成杯で2着となり、日本ダービーにも出走可能な収得賞金を加算していました。
そしてファイアンクランツも1勝馬。こちらは青葉賞2着で権利を得ました。(最初ブログ作ってた時に何故か勘違いしてファイアンクランツは2勝馬だと思い込んでました。お恥ずかしい)
皐月賞以降にわかに混戦ムード漂い始めた今年の日本ダービー、もちろんドラゴンブーストにもファイアンクランツにもチャンスがあります。もし1勝馬がダービー馬となれば、戦前の1940年まで遡ります。イエリユウという馬が第9回日本ダービー(当時は東京優駿競走)を勝利。この馬がダービー前に1勝しか挙げていなかったそうで、勝てば85年ぶりの記録となります。
一昨年もハーツコンチェルトが1勝馬ながら青葉賞2着→日本ダービーであわやの3着。勝ったタスティエーラとはタイム差なし、クビ+ハナ差でした。平成以降だと90年ホワイトストーンと05年シックスセンスも1勝馬で日本ダービー3着としています。ドラゴンブーストも彼らのように好走のチャンス、もちろん勝つチャンスだって。もしドラゴンブーストやファイアンクランツが日本ダービーを勝つことになれば「1勝馬」ではなくなるけど、勝利する前のゴール前数メートルは「ダービーの勝利を手中に収めつつまだ勝ってない」=この瞬間こそ最強の1勝馬状態といえるのではなかろうか! うむ、もしその瞬間が訪れたら普段以上に心して実況にあたろうではないか。
イベント情報はこちらから→ 第2回東京競馬(後4日) 第2回京都競馬
では、5月 31日(土) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
赤塚俊彦(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)
<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
安中貴史(競馬ブック)5R-8R
住川陸(勝馬)9R-12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 今日の狙いのレース」
9:55頃 「週間ニューストピックス」
10:55頃 「メインレース展望」
11:45頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:45頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:15頃 「メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」
東京実況:小塚歩(1R-6R)小林雅巳(7R-12R)
進行:稲葉弥生、米田元気、藤原菜々花
パドック進行:大関隼、稲葉弥生
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
坂井直樹(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)
<パドック解説>
西谷哲生(大阪スポーツ)1R-6R
小宮邦裕(研究ニュース)7R-12R
<主なコーナー>
9:45頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:10頃 「一般レースの狙い」
10:40頃 「メインレース展望」
11:10頃 「週の中間の話題から」
11:40頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:30頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「あすのメインレースの見どころ」
京都実況:檜川彰人(1R-6R)山本直也(7R-12R)
進行:三浦拓実、髙田洋子
パドック進行:余田幸子
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

