2月23日(祝・日)に東京競馬場で行われる第42回フェブラリーステークス(GI)に出走を予定しているペプチドナイル(牡7、栗東・武英智厩舎)について、騎乗予定の藤岡佑介騎手の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前走のチャンピオンズカップは、臨戦過程も良く、良い体調で、強い一番人気を負かしに行くという気持ちで臨んだレースでした。結果に関しては悔しかったです。
体調は、去年ぐらいから大きな波も無く、毎回安定して力を出してくれています。今回も、二週前までは少し休み明けっぽい感じがありましたが、先週追い切ってからグッと気も乗ってきましたので、いい雰囲気だと思います。
一週前は、ブリンカーを着けて、坂路で併せ馬で追い切りました。全体の時計は、水曜日ですので、厩舎のスタイルでそこまで速くないですが、手応え良く、うなっていくような感じで前の馬を交わしていってくれましたので、一週前としてはとてもいい内容だったと思います。二週前とは気合面が変わってきたように感じました。素軽さも出てきましたし、レースが近づいてきて、状態が上がってきているという印象でした。いつもブリンカーを着けるとピリッと気の入る馬で、厩舎サイドもそれを理解していますので、追い切りでブリンカーを着けるタイミング、外すタイミングは、考えながらやっていると思います。
きょうの追い切りは、ブリンカーを着けず、併せ馬でやりました。ブリンカーをしないぶん、鞍上が促さないと動いていかない感じになりますので、逆にそれを利用してしっかり追ってほしいということでした。去年のフェブラリーステークスの時は、レースを使ってきていたこともあり、単走でゆったりした追い切りでしたが、それと比較すると、きょうは併せ馬のぶん、しっかり動いたという感じがします。去年とは臨戦過程も違いますし、追い切りのスタイルも違いますので、一概には比べにくいですが、変わらずいい雰囲気で来ていると思います。
東京の1600mは去年結果も出ていますし、盛岡の南部杯でもいいレースができたように、左回りのワンターンの1600mというのはいい条件だと思います。
展開は、枠の並びがどうなるかによって大きく変わってくると思いますが、ある程度いいペースで流れてくれた方がこの馬の良さは生きると思いますし、GI出走経験が少ない馬が上位人気になりそうですので、ずっといいレベルでGIを走ってきているこの馬の強みを生かせる競馬ができればいいと思っています。
ダート馬らしい大きなストライドの馬で、きょうの追い切りもそうでしたが、状態が上がってくると、スピード感が無くなってくるというか、時計は出ているのに体感としてはそれほど速く感じないという状態になってきます。きょうも、ラスト1ハロンで12秒を切っているという感触は全然無かったです。そのくらいゆとりのある跳びをしますので、そこを生かし切れる競馬がしたいと毎回思っています。
厩舎の方も話していましたが、去年、やっと古馬らしくなってきたというか、どしっと構えてきて、自分はいい時期に乗せてもらっています。いい意味で大きな変化はあまり無いですが、変わらず順調に来られていることが何よりだと思います。
去年、GIレースをともに戦ってきました。その中で一つは勝てましたが、そのあとなかなか勝ち切れないレースが続きましたので、ことしまたこの馬と一緒にGIを勝てればいいなと思っていますし、いい一年にしたいと思っています」
(取材:三浦拓実)

