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2月18日(日)に東京競馬場で行われる第41回フェブラリーS(GI)に出走予定のシャンパンカラー(牡4、美浦 田中剛厩舎)について、追い切り前の内田博幸騎手のコメントは以下の通り。※インタビュー内容は追い切り前に行われた共同会見。

(内田騎手は先週金曜日に調教に騎乗されて、動きを確かめられました)
「(去年の)春以来使っていないので、ある程度ビッシリと時計を出す感じで、全体の時計はソコソコに、終い重点に追い切りました。自分が思ったよりも時計が出ていましたし、最後の1ハロンは11秒を切る寸前まできていたので、内容としては、しっかりとした追い切りが出来たと思います」

(そこに込めた思いは?)
「今回初めてダートに挑戦するので、土俵が変わると、そんなに甘いものではない、というのは、自分自身もいろいろな馬でチャレンジして感じてきたので、そんな楽な調整では、そんなに簡単にいくものではないと思っているので、金曜日にしっかりとやった感じです」

(そんなに甘くないですか?)
「やはり走り慣れていないですね。調教では走り慣れていても、全速力の、ましてやゲートからスタートして多頭数で走る。また、芝と違った負荷がかかりますし、砂も飛んで来る。そういう中で、眼にも(砂が)飛んで来る。能力があっても(力を)発揮で出来ないところも出てきます。そういった点でも甘くはないと思います」

(最初にダートのGIに使うと聞いた時は?)
「それも有りかな、と思いました。GIを勝った時も雨馬場のレースでしたし、ひょっとしたら(ダートも)苦にしないのかな、という気持ちもありました」

(今回の多彩なメンバーの中で、シャンパンカラーが結果を残すポイントは?)
「ストレスを感じさせずに、リラックスした感じで走ってくれて、最後の直線でしっかりと脚を使ってくれれば良い競馬ができると思います。僕自身がそういった事を上手く運んでいってあげればなと思います。ただ、どのジョッキーも同じような事を考えていると思います。だからこそ、甘くないですし、厳しい中での戦いになると思います」

(ダートと芝の違いはありますが、東京のマイルでGIを勝ったプライドがあると思いますが)

「プライドはあまり強く持ち過ぎると、裏目に出る事も多いので、やはり、馬の走りを素直に感じ取れるようなレースにしなければいけないと思っています。あまりプライド、GIを勝ったんだから、といった思いが強過ぎると勝ちに焦ってしまうので、良い方向に行かないので、強気なレースより、冷戦なレースの方が、1番結果が出るのではないかなと思います。レースでは、冷静に馬の走りを感じて、どれぐらいこのダートでやれるか、という事を感じとって、やっていきたいと思っています」

(態勢は整っていると感じていますか?)
「休み明けで、今回いきなり芝からダートのGIに変わるので、そこの戸惑いが無いように自分が乗って行き、良い形で運べればと思っていますが、馬自身もしっかり、調整でも動けているので、馬を信じてレースをしたいなと思っています」

(取材:木和田篤)

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