8月3日(日)に新潟競馬場で行われる第25回アイビスサマーダッシュ(GIII)に出走を予定しているテイエムスパーダ(牝6、栗東・小椋研介厩舎)について、追い切り後の小椋研介調教師のコメントは以下の通り。
「前走の韋駄天ステークスは、スタートを決めてほしいと思っていて、馬は一歩目を上手に出られなかったのですが、ジョッキーが上手にダッシュをつけてくれました。あとは外枠でしたので、それを生かして、積極的な競馬で、完勝だったのではないかと思います。去年、アイビスサマーダッシュで3着に来ていたのと、オーナーからはことしもアイビスサマーダッシュに使ってほしいということでしたので、それを踏まえて、千直をもう一度経験させたいという思いがあって韋駄天ステークスを使いましたが、レース内容は文句なかったです。
前走後は、ここ一本で行こうということをすぐに決めました。前走後は一度放牧に出して、前走を勝った時が三週前に栗東に戻してそこからいいリズムで調教ができましたので、今回も同じような感じで行こうと思い、三週前に戻して調教を進めてきました。
一週前の追い切りは、前回の一週前と同じパターンで、CWでやりました。1200mでいつも止まってしまうところのある馬でしたので、あえて長めから追い切りをかけて、最後までしっかり頑張らせることを確認する追い切りだったのですが、前回と変わらずいい動きだったと思います。今週も前回と同じなのですが、坂路で、競馬の週なのであまり負荷をかけすぎず、輸送もありますし、余力を残してという意図で追い切りました。前走の当週の追い切りがとても良くて、それと比べると少し足りないかなというのが第一印象だったのですが、追い切りで落鉄していました。幸い爪は何ともないのですが、それがあって走りづらく、動きも良く見えなかったのかもしれないと思っています。
かつて在籍していた五十嵐厩舎や木原厩舎では、結構やんちゃなところがあって調教は難しいと聞いていたのですが、自分の厩舎に来たときは6歳でしたし、だいぶ気性的に大人になってくれて、手のかかるところも無く、扱いやすくて調教のしやすい馬です。
レースのポイントは枠に限ると思います。あとは、前走よりメンバーも揃いますし、去年の1着馬2着馬もいますので、その相手にどれだけやれるかというところかと思います。前回同様、スタートから積極的に行くだけだと思っています。夏にこの馬に携わるのは初めてなので、わからない部分もあるのですが、毎回夏にいい競馬をしていますので、夏は得意なのではないかと思います。
(五十嵐厩舎と木原厩舎で重賞を勝っている馬だが)自分は特に意識はしていないのですが、オーナーも、3つの厩舎で重賞を勝つような馬は今までいないだろうという話をしていました。とにかく、この馬と、オーナーに、何とかもうひとつ重賞勝ちをプレゼントしたいという思いです。
前回完勝した得意の舞台ですし、思い切って競馬をするだけだと思っています。状態はいいので、皆さんに応援してもらえたらと思います。よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

