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3月15日(日)に中山競馬場で行われる第75回スプリングステークス(GII)に出走を予定しているアスクエジンバラ(牡3、栗東・福永祐一厩舎)について、追い切り後の福永祐一調教師のコメントは以下の通り。

「前走のホープフルステークスは、調教からジョッキーが手応えをつかんでくれていましたし、まだキャリアの浅い馬どうしの戦いということで、チャンスがあるのではないかと期待して見ていました。

もともと1800mでの好走が多かった馬ですので、今回の距離短縮がマイナスに働くことはないと思います。ただ、当時よりは操作性も高くなっていますし、馬のバランスも良くなっていますので、仮に2000mだったとしても問題無かったのではないかと思います。

前走後、2か月ほど放牧に出して、20キロ弱ぐらい馬体重が増えた状態で栗東に戻って来ました。それでいて太目感のない体つきでしたし、とてもいい形で戻してもらえました。乗り手の感触も、首が太くなって以前とは違う体つきだったということでしたし、見た目にもしっかりしてきました。成長を感じます。

若馬どうしのレースではキャリアが浅いゆえに力を発揮できないケースはよくありますが、この馬はキャリアが豊富で、かついろいろな競馬をしていて、特定のスタイルでないと走れないという馬ではありませんので、流れに合わせたポジションで競馬ができる強みはあると思います。

自分も現役の騎手時代はそうだったのですが、馬を自分仕様に変えるというのは結構重要なところで、それぞれジョッキーのバランスやタッチが違いますので、GIレースに臨むにあたって騎乗予定のジョッキー仕様にするというのはある程度意味のあることだと思っています。特に、岩田康誠騎手に関しては、独自の感性というか、そういったものを持っている方ですし、普段の調教からコンタクトを取りたいと思っているジョッキーで、時間の都合をつけて乗れる時には必ず乗ってくれていて、心強いです。

岩田康誠騎手は経験が豊富なところが魅力で、歴史に名を残すような名馬にも数多く乗ってきたジョッキーですし、調教が好きということで、調教の引き出しも数多く持っています。どういう調教を課すとどんな変化が馬にあらわれるかというのを経験則で持っているので、それを大いにこの馬に反映してもらっていると思います。

一週前は、CWコースで長めに乗って追い切りました。とてもいい動きだったと思いますし、時計よりも動きの質が良かったです。2歳の時も最後の1ハロンで10秒台を出していましたが、それより遅いタイムでも、動きの質が良かったです。岩田康誠騎手からも動きの質が良くなっていると聞いていますし、見ていてもそう思います。

きょうの最終追い切りは、思っていた以上に仕上がりがいいので、仕上がりすぎないようにという意味を込めて、坂路でサラッとやりました。ジョッキーは、普通のキャンターみたいな感じであまりシュッと動いていなかったと話していましたが、それでいて最後の1ハロンは12秒0で動けていますので、運動効率がいいというか、動きの質が上がってきている証拠だと思います。ジョギングみたいな感じで速いタイムが出せているというのは、体の使い方や動きの質がいい証拠だと思います。とてもいい状態でレースに使えるのではないかと思います。

こちらの期待以上に馬は成長してくれていて、動きもいいですし、何より精神的に落ち着いていて、動きのバランスも良くなってきています。本番に向けて、いい形でレースをしてくれればと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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